一人きりでこの 小さな部屋の隅でまた
誰かに聴かせたい 曲を作っていたんだよ

明日はね 駅前でね
ギター弾きながら歌うんだけど
今の僕の 歌なんかじゃ
誰も立ち止まってはくれなくて

一人 歌い続けた
誰の記憶にも残りやしない歌
いつか 幸せを届けられたら
夢を追い今日もまた僕は一人叫ぶ

昔の僕の話 いじめられっ子でいつも
死にたいほど辛い 日々を送っていたんだよ

そんな時 有名な
ロックスターの歌を初めて聴いて
僕は生きる 勇気一つ
手に入れられた気がしたんだ

歌で 誰かを救う
それが僕の唯一の夢なんだけど
遅すぎる スタートだったからなの?
いい年した今でもゴールは見えないや

見込みのない 夢をずっと
持ち続けるそれは苦しい
だけどそれで 諦めた
もっと後悔するんだろう
だから少し 待ってくれ
諦めるのはまだ早いや
あと少し もうちょっと
言ってる内は諦めたり出来ない

いつも の様に歌う
すると通りすがりの親子連れが
笑って 拍手してくれたんだ
嬉しすぎて僕は 涙がこぼれた

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  • 非営利目的に限ります
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孤高の歌

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投稿日:2016/12/29 01:08:16

文字数:451文字

カテゴリ:歌詞

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