A荒野に立ち尽くすベアトリクス
ローブで隠すのは涙か死か

b風は冷たく囁いている
人は冷ややかに噂してる
誰も知らない魔女のこと

c月の見える日には
家に帰っておいで
魔女に食われてしまうよ
早く帰っておいで

s誰も何も知らないままで構わないさ
ベアトリクスの過去は僕だけのもの
みんなみんな知らないだけで本当は
ベアトリクスはとても優しかったんだ
あの日人を恨んでしまうまでは

A荒野を一人きり歩き続ける
彼女の影だけ追い続けて

c赤い月の日には
歌をそっと歌ってる
魔女の呪いの歌は
深く広がっていく

s清く澄んだ畔に芽吹いた花腐る
ベアトリクスの呪い根深いもの
もしもそれが人ならば恐ろしいことだ
誰もかれもが魔女を恐れていた
それが愚かな過ちと知らず

b魔女は密かに受け継がれる
彼は静かに受け継いだ
誰も知らない彼が『魔女』だと

c赤い月の日には
歌をそっと歌ってる
魔女の鎮魂歌は
深く広がっていく

s広く広い荒野を駆ける馬に乗って
ベアトリクスと共に過ごした日々
まるで遠い昔のように思えるけれど
ベアトリクスのことは忘れはしない
たとえ誰に恨まれようとも

s誰も彼を魔女とは知らず探す
ベアトリクスはいまだ死しらずの魔女
それは受け継がれた『魔女』の称号
ベアトリクスのことは忘れはしない
誰も知らない魔女の物語

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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閲覧数:93

投稿日:2015/08/27 15:47:51

文字数:574文字

カテゴリ:歌詞

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