今だけでよかった
いつの日か壊れると
分かっていたというのに
「またね」だなんて言わないで
もう「さよなら」なのだから


この日が来る事を
どんなに拒んでも　時は過ぎ
貴方の背中にはもう
縋れない　頼れない

いつもフザけて笑い合って
こんなにこんなに　楽しかったのに
どうしてどうして
現実とは残酷なものなの

今だけでよかった
いつの日か壊れると
分かっていたというのに
「またね」だなんて言わないで
もう「さよなら」なのだから


あの時の私は
今の幸せを　大事にしていたの
明日のことなんて　Ah
考えない
考えたくない

いつものあなたではないことを
どうしてどうして　認めたくなかった
あんなにあんなに
苦しそうにもがいていたのに

今だけでよかった
いつの日か壊れると
分かっていたというのに
「またね」だなんて言わないで
もう「さよなら」なのだから


まだ理解できない
この胸の痛み　苦しみ
どうして　貴方はここにいないの
また帰ってくるよね
ちゃんと笑って待っているから


今さえよければ
ホントによかったの
分かっていたというのに
ねぇ「ただいま」と言ってよ
ちゃんと「おかえり」って
笑って言いたいの

今だけでよかった
いつの日か壊れると
分かっていたというのに
「またね」だなんて言わないで
もう「さよなら」なのだから


どうか帰ってきて下さい
そして私に
また笑いかけて下さい