君の舞台から去って
その舞台すら見れない日々
そんなのが日常に
もう耐えられない
ああ君に会わせてほしい
起きるとき君はいなかった
昼には君といた
眠る時に君は排除してた
でも会えなくなった今はどう?
起きる時に君を奪われて
昼には君がいて
眠る時に君のために泣いて
君が当たり前だったのに
人は大切なものを失って初めてその大切さに気付くんだな
君というフィルターを通して見た世界は
あんなにも楽しくて
あんなにも複雑でした
ああなんだろう また涙が出る
穴の空いた心を抱えて立ち竦む
君の中の名脇役になりたかった
君の舞台から去ったこと
その舞台すら見れない日々なんて
そんなのもう日常で
もう辛くもない
けどそれがちょっと寂しい
起きる時に君を奪われた
昼には君がいた
眠る時に君のために泣いた
でも消してしまった今はどう?
起きるときは誰もいないし
昼にも誰もいない
眠る時は僕のために泣いた
どこかスカスカする気がするね
いてもいなくてもなんか辛くって消えたらまた辛いだなんて我儘だよな
君の世界は鮮やかですか?
僕がいなくなって鮮やかになりましたか?
君と見た世界ほど鮮やかな世界はなかったよ
でも君は鮮やかな世界を見てください
“君ともう一度”なんて言わないからさ
君というフィルターを通さずに見る世界は
こんなにも自由で
こんなにもシンプルです
ああなんだろう 少し悔しいな
密度の低い心を抱えて歩き出せ
いつかこの世界にも色が付いてほしい
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