ジャケット

砂に煙る 道の果てに
青く深い 水を湛え
霧の中に 忘れられた
幾年の月日
風の音に 耳を寄せて
聴く調べは 遙か遠く
いつの日にか 君が僕に
聴かせた古の歌

遙かな時を超えて
いつしか巡り会えたこの想いは
風に舞う白い砂に乗せて

青く透き通る月の夜に
浮かぶ君の影
時の壁に隔てられても
この場所で巡り会える

やがていつか 時は過ぎて
霧の中に 人は消える
枯れた水を 偲ぶほどに
在りし日は遠く
懐かしさに 目を閉じても
君の歌は 果て聞こえず
砂の奥に 浮かび消えた
幾百の幻

遥かな時の中で
いつしか掻き消された君の声は
霧に滲む暗い波に寄せて

深く刻まれた言の葉は
きっと忘れない
時が過ぎ夢は流れても
込められた想いは時を超える

青く透き通る月の夜に
ひとり歩き出す
君の声に想いを重ね
僕もやがて時を超えるだろう

00:00 / 06:06

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

楼蘭

その昔、高校の修学旅行で訪れた中国・頤和園をイメージ。
のはずだったんだけど、気がつけばシルクロードを西に大移動。

閲覧数:520

投稿日:2011/08/27 16:40:27

長さ:06:06

ファイルサイズ:7MB

カテゴリ:音楽

クリップボードにコピーしました