私知ってるの　君の瞳(め)の奥
きらきらと輝く星と空
私知ってるの　君の思い出
の数だけ輝く天の川

君も知ってるの　皆の瞳(め)の奥
きらきらと輝く星と空
君は知ってるの　それは思い出
大切にしてるの誰も皆

君に何百回目の願いごと
ねえ、聞いてくれるかな。
七夕よりも誠実で
七夕よりも不正確
な、今日も願いごと。

漂う星くずの小雨
鈍く光る私の色だけ
取り除いてって
砕いてって
散って　去って　降って　流星
積み重ねた過去の懺悔
美しい君の宇宙の上
もう要らないわね
捨てていって
散って　去って　泣いた　流星


私知ってるの　この世の話
人の記憶は星になる
君も知ってるの　楽しいほどに
強く輝く星になる

だから何千回目の願いごと
ねえ、聞いてくれるかな。
織姫よりも面倒で
彦星よりも勤勉な
今日も願いごと。

漂う星くずの小雨
鈍く光る私の色だけ
取り除いてって
砕いてって
散って　去って　降って　流星
君の中で輝く恒星
それが私だと知っているけど
取り除いてって
「忘れて」って
散って　去って　泣いた　流星


いつか君に大きな声で
「はじめまして」なんて言えたなら
きっとそれは、すごく、ひどく、
幸せな星くずになるだろうって。

君の宇宙から

漂う星くずの小雨
鈍く光る私の色だけ
取り除いてって
砕いてって
散って　去って　降って　流星
積み重ねた過去の懺悔
美しい君の宇宙の上
もう要らないわね
捨てていって
散って　去って　降って　泣いて
知って　落ちて　懺悔　ごめんね
泣いて　泣いて　泣いて　流星