A
あの日の僕らを撫でるように
薄い桃色が空伝う
さよならの季節は綺麗で
何度触れても 泣いてしまうよ
B
続く道のり ふたつの答え
その先でまた 出会うと信じてる
S
優しかったあなたの声
今はもう聞こえないけれど
忘れることはないでしょう
僕が僕である以上 それが嬉しい
A
立ち止まることが増えていた
後悔ばかりが押し寄せる
苦しい時に縋れるような
帰りたくなる 居場所もなくて
B
あの日笑って 呼んだ名前を
そっと呟く 心が震えてた
S
優しかったあなたの手に
今はもう触れないことを
今さら思い出したんだ
僕が僕である以上 それが切ない
B
拙い文字が ただ愛しくて
そっと辿れば あなたに触れたようで
S
優しかったあなたの声
今はもう聞こえないけれど
抱きしめた手紙の奥で
あなたが笑った気がした 春が来ていた
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僕の名前はもう いらないから
君の名前をまた 呼ばせてほしい
そっとわかり合える 人がいれば
それだけできっとさ 幸せなんだね
B
吐き出せない恋 強く抱きしめて
S
優しい夢は いつだって君がいたから
掠れた声で 何度君を呼んだだろう...優しい夢
ナツキ
S
涙ひとひら 舞い落ちる春を
そっとそっと 抱きしめて眠るのだ
優しい終わりを知る
恋し君と 桜涙
A
触れたのはそう 君だった
誤魔化せないほど強く
脈打つ胸が 切なくて
心で 泣いていた...桜涙
ナツキ
A
狂おしいほど綺麗な夜だ
開け放たれた窓から星が迷い込み
触れたそばから溶け落ちていく
B
もう少ししたら君を呼ぼうか
継ぎ接ぎだらけのソファの上で
小さな寝息を立てている君を
花が咲くみたいに笑ってくれたら
僕はどんなにか幸せだろう...Gemini
ナツキ
A
心の奥にずっとある景色
ふっと 小さな溜め息
気づけばこんな遠い場所まで
僕は 来てしまっていた
B
静かな鼓動に耳を澄ませば
君の音が 聞こえる
振り向きはしないよ
今胸に抱いている「君」のため...♪陽だまりの花
ナツキ
A
答える台詞を遮ったら
ねえ、言わないで
少しも変わりたくはないから
そう、このままでいいの
B
伝えてもいいのならとっくにさ
手を取って 駆け出してるよ
S
どうしてこんなになるほど好きで...♪恋の証
ナツキ
S
「好きだった」 声なき声と
黄昏に似た 恋が滲んでいく
A
沈みゆく 赤の向こうに
君を見ていた 終わり待つ空
寂しげに 揺れる指先
そっと隠した 淡い黄昏
B
痛みを堪えては...♪君と黄昏
ナツキ
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