原田駅の先を君は知らないだろう
チェッカー柄の座席窓の外は曇り
ほんの少し前の僕は信じないよな
見ている景色も住んでいる場所も
あの日の会いたいが終わってから
どうしてる?僕はたまに君を思う
もしもどこかで君が歩いていても
分からないんだろうな。僕はもう
こんな声で笑って多分これくらい
傾けて見上げていた伸びた前髪を
呑んで帰る朝の空気が好きだった
降っていた雨がもう上がっている
あの日の会いたいが終わってから
どうしてる?僕はたまに君を思う
もしもどこかで僕と擦れ違っても
気付かないんだろうな。君はもう
博多駅までもう少し。もう少し。
君の街の名前と景色が危うくなる
あの日の会いたいが終わってから
どうしてる?空が少し高く見える
もしもどこかで君が歩いていても
分からないんだろうな。僕はもう
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