生まれは裕福な貴族の家庭で
両親は厳しい人達だった
いつもレッスンと言って机に縛り付けるの
だからこっそり抜け出した

ずっと自由を求めていた
つまらない日々を抜け出したかったの
石像の様に動かない日々はもううんざり
挑戦する楽しさを知ったわ
今まで諦めていた物をまた集めていく

裸足で走る事がどれ程幸せか
自由に歌える事がどれ程嬉しいか
あの窮屈な家にいたら分からなかったわ
家族はもちろん大事だけど
自分の事が1番大切だから

切ったことの無い髪は鎖の様
成人した時に切る決まりだった
せっかくこっそり抜け出しても髪が見える
だから切ってお金にしたの

着ていた服も全て売り
ボロの服に煤を被って
村娘の様に自由な日々を望んだの
貴族の私はもういないの
隠していた自分をさらけ出し歩いていくわ

自分で物を作る事がどれ程楽しいか
自由に動ける事がどれ程幸せか
彼処に居たら知らないまま生涯を終えていた
何もかもが楽しくて
鮮やかな日々が愛しいの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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「羽を求める」

貴族は疲れる

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投稿日:2022/11/13 23:42:40

文字数:425文字

カテゴリ:歌詞

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