自由に創作してます。気が向いた時に投稿。 Twitter→@051Suigyoku
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はい次の方。今日はどうされましたか?
「喉がイガイガして声が上手く出ないんです
後、疲れが酷くて寝不足です」
風邪ですかね?ちゃんとメンテとかしてます?
「電気は苦手なのであまり……」
巫山戯た事を抜かしやがる
こいつの後ろにはどれだけのコピーがいて
どれだけ忘れられた子がいるか
栄光の中で輝くのは...「白衣ノ天使」
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ねぇ ちょっと愚痴っちゃって良いですか?
「もうそろそろ限界かな」って思っちゃったんです
糸が切れたみたいに声が出ないの
いなくなって いなくなって
私の前から消えてよ
「歌姫」なんてなりたくなかった
分からないでしょ この重み
待ち望んでました
嗚呼 やっと君がいなくなった
そうここはまさに桃源郷...「とある夫婦の遺産」
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私に触れたら火傷するよ
山より高いプライド持ってる
掴んで掴まないで
気付いてよこの乙女心
君の瞳に酔わせて
曖昧な言葉は要らないの
水で薄めないで ストレートで頂戴
糖度はかなり高めでね
上品さは捨ててさらけ出して見せてよ
You are my number one...「Plum」
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ねえ聞いて 私ずっと待ってる
貴方は言ったよね 私は聞いたの
一人ベッドで待っているよ
それじゃあ セバスチャン
後はお願い
白薔薇が美しくて腹が立ったの
赤く醜い私を馬鹿にしてる?
ねえ聞いて 私は聞いたの
ナイフを持って切りつけないで
怖い夢見たのね 忘れてしまいなさい...「鍵をかけないで」
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(あ"――――)
やってらんねーわ こんな世界
いっそ火をつけて燃やしてやろうか
ボウボウと燃え上がれ 1人でヨガってイキって
助けも弱音も言えないんだ
消火してくれよ
何やってんだよお前は
1人で恥さらして馬鹿みてぇ
そんなお前にゃ灯油をくれてやるよ
もっと派手に燃え上がりな...「馬鹿はよく燃える」
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いただきます
君の愛を余すこと無く食べ尽くす
愛の存在証明はどうしたら出来るのだろう
嘘も本当も全て胃の中で一緒にしよう
君を見ているといかに自分が汚れているか気付かされる
その目で見ないで いやでも見ていて欲しい
君の声にどれだけ救われてきたか
勝手に神聖視する
愛して愛して愛して愛して
骨まで...「AI」
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君と夜明けまで踊っていたいな
手を取り合って星の降る中
涙は要らない ただ笑っていて
絡まった糸をほどいていこう
何かを作る事が好きになったのはいつだっけ
何かに夢中になったのはいつが最後だっけ
窓に映る僕は無表情で
「つまらなそう」 口パクで呟いた
書きかけた文を消して鉛筆を置いて
ベッドに...「盲目ノ白鳥」
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わかってたよ 何度も見てきたから
貴女の様にはなれないって
それでも諦められなくて
馬鹿みたいでしょ ねぇ
上手く笑えてるかな
可能性は砂粒ほど小さくも
やっぱり好きだから
諦めきれないよ
未熟で可能性があってまだ折れてない
これが私なんだよ...「一等星の光」
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整ってばかりの言葉は嫌い
綺麗に並んだ説明も嫌い
私にはそんなの要らない
0と1だけあれば それだけで十分
なんだって作って見せてやる
知識を押し込められて 自由を奪われて
牙を折られた私はナンダ?
指図されるままの私はまるでロボットだ
そうじゃあ無いだろ それは違うだろ
「私」は「私」が証明す...「0401」
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ちょいとのそこのあんちゃん
こっちで一緒に酒でも飲もぉや
それともチンチロリンして遊ぼうか
此処へ来たらば 俺らは兄弟や
話くらいは聞いたるよ?
そうかいそいつぁ可哀想になぁ
でももう安心や 此処へ来たなら
俺らは歓迎 現実忘れて夢見よか
今夜は奢りや好きなだけ遊んでいきな
此処は俺の住処や...「日陰者の乱痴気騒ぎ」
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君の声が好きだよ
手紙でなら伝えられるのに
直接言うのは照れくさいんだ
明るく元気な声で
僕への愛を話してくれる
そんな君が大好きだ
平凡な僕に色を付けるように
君は突然現れた
恋に落ちるには一瞬で
もしかして君が背中を押したでしょ?...「君に落ちる」
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しんしんと雨音が2人を隠す
どうか今だけは身分を忘れて
狐のように化かされて下さい
愛しき貴方へ 今逢いに行(ゆ)きます
傘をさして 君を探す
月が満ちた時 会う約束
微かな月明かり 高鳴る鼓動
雨音が風を切る 紫色の雫が落ちる
久しぶりの手は 震えていた
短い一晩の逢瀬...「恋に酔う」
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懺悔します
懺悔します
私は罪のない人を殺めてきました
それが国の為だと信じてきました
それが未来の為だと疑いませんでした
わかっています 神などいない事
空虚に許しを乞う間抜けな姿
けれど何かに縋らずにはいられないのです
私のとっての罪とは何ですか?
貴方にとっての正義とは何ですか?...「メメント・モリ」
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「大丈夫 大丈夫」って
君はそれしか言わないよね
本当は「助けて」って悲鳴が聞こえる
一人で抱え込まないでよ
いつも笑顔で馬鹿やって
喧嘩しまくってでも仲直りして
でも本心では泣いていて
そんな君に気付けない僕は馬鹿だった
行かないで 消えないで
まだ君に「ありがとう」って言ってない...「枯れた向日葵」
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ONE NIGHT LOVE
今日も独り夜の街を歩く
私の価値は貴方が決めてよ
煙を顔に吹きかけた
嘘か本当か見抜けない馬鹿に
「助けて」と縋り付く
少し声を上げれば 驕り高ぶる
散々吐き出した子供を抱いて
また神の元へ返す
この街では愛情はお金で手に入る...「アングラ」
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夏の暑い日 空を見上げる
綿菓子の様な雲が広がる
遠い遠い空に思わず手を伸ばす
夏は正直嫌いです
暑いのが駄目なんです
でもそんな夏にも良いとこあるよ
食わず嫌いになってませんか?
1日蝉の合唱が聞こえ
夜には大きな火の花が咲き
冷たい水の掛け合いは白熱する...「夏の日」