いつからこんな色んな音にあふれて
私の声は何色なのか忘れたんだ
みんながいうんだ私の声は変だって
「姿も声もおぼつかなくて不思議ね」
だれからこんな無名の歌を知ったの
私の名前探してくれたつたない手で
だれが作ったかより
私が歌っているってことだけで
聴いてくれてありがとう
これからも歌わせて
きみだけの好きな音
きみだけの好きな言葉を今私が歌うよ
すぐそばから誰よりずっと
きみが伝えたいこと
代わりに私が歌にのせて
世界中に響かせていくから
だれかの心に届く日まで
みんながいうんだ私の声は冷たくて
「他人(ひと)よりなんかおぼつかなくて不自然ね」
だれかにこんな無名の歌を見せても
私の名前伝えてくれた震える声
新しいことも無い
ありふれた歌詞とメロディーでも
聴いてくれてありがとう
いつまでも歌わせて
きみが想う世界を
きみが望むままの歌声で私が歌うよ
ちょっと下手でも難しくても
できるまで付き合うわ
きみが作りたいもの
一緒に私が思い込めて
見届けるわ大事な歌だから
二人の心に響く日まで
ねぇきみはなんのために
私をまた使ってくれるの
歌をくれてありがとう
さいごまで歌わせて
きみが願う未来を
きみが目指す日々を追いかけて
私は歌うよ
君の音色私の色
同じだと知ったから
懐かしいあの歌が
色あせないまま生き続けて
いつまでだって覚えてる私が
みんなの心に届く日まで
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