鎖なんて無かった世界で
壊れた手鏡握り締める
ある日のその箇所広がる水面(みなも)に
秘密ごと 信じたことが掠れて消える
文字(かお)を並べた線上
見つめ、ジャララと生まれた劣等の…
林檎を抱く両手はさらわれ
知らない友情(フリ)で誤魔化した
送信中!届いて欲しいと
無関心ではいられない期待
引導を口走る“合図”を
懲りずに情緒が傍観してるの
◆◆
反射した灰色の妄想
押し寄せる電子になす術も無く
かじりかけのリアルの鳴らす警告
甘味を含む君の影 歪んだ月
規則正しく並べた線上
文字は笑った、冷たい銀を放ったその目の奥
ネギを見つめる視線がふわり
知らない友情(フリ)で誤魔化した
送信中!届けばいいと
無関心ではいられない瞬間(とき)
本音へ迫る“結末”を
泣きっ面が受信してるの
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想