窓の外に耳を傾けて
上がった雨の音だけが悲しく響いてた
そんな何でも無い夜の事
望まない夜明けを待ち遠しい様に
窓辺に座って空を眺める
寒空に濃紺の海が広がって
銀瑠璃の光が煌めく
三日月が灰色の魚に食べられても
寂しくない様に 光り輝く
濃紺と蒼の夜明けが
今日もまた広がっていくのでしょう
そんな秋空の午前5:00
窓の外に視線を投げて見ていた
明日が始まる夜明けを
灰橙の空から冷たい涙だけ
音を立てて堕ちる
食べられた三日月が顔を出して
霞んでしまっても 輝いて
灰橙と灰色の夜明けを
明日は空が枯れるまで泣くのしょう
そんな秋空の午前2:00
窓の外に耳を傾けて
上がった雨の音だけが悲しく響いてた
そんな何でも無い夜の事
そんな何でも無い僕の事
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想