水彩的な憂鬱が僕の頭を浸していく
夏が終わっていくのだ
青春みたいな記憶の
いけすかねえあんたが未だ笑うから
僕はまだ空っぽのままだ

知らない話に頷く

八月を殺してこぼれたコバルト
捕まえたのに音もなくすり抜けた
戻らない戻れない脈打つ季節が
世にも恐ろしく
残すはあの日見た赤

水彩的な憂鬱が白く濁っていく
そんな感覚だって悪くないよと
あんたは言うけど

僕の中で溺れる揺るぎない虚しさと
ただ過ぎる時間軸何もできず眠った

八月を殺してこぼれたコバルト
捕まえたのに壊してしまいたい
いらないいらないその声近くて
世にも恐ろしく
取り憑いたままだあんた

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水彩的憂鬱

水彩的憂鬱 歌詞 モリ・ワタリ

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投稿日:2016/09/04 08:37:57

文字数:282文字

カテゴリ:歌詞

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