夕方と夜の境界を ハイウェイの途中で眺めていた
流れた聞き慣れない音楽に 口を止めたあなたの目線
紺色につつまれていく空 その中に光るポラリスに
夜だけの命を重ねた 朝が来るまで あたしここで
その言葉も どの言葉も 上澄みだけを掬って飲んでは
泥みたいに 積もっていく心を 持て余している
襟足から 落ちた水滴(しずく)が あなたの頬を伝う
薄く伸びていく冷たさは いつか あなたの体温になる
雑ざって しまった 影の輪郭も 二人の帰る道筋も
もう わからなくなればいい このまま
あなたはいつだって言葉を 投げつける振りをして宙に置く
浮ついた見せかけの愛情は 毒になって酸素に混じる
苦しくなって 嗚咽を噛んで 歪んだ視界 「何が正解?」
引き返せない もう手放せない 毒が回る ねえあなたは?
その言葉も どの言葉も 上澄みだけを掬って飲んでは
独善的な 恋とも言えぬ情を 持て余している
あなた のその 手のルーティーンが あたしの頬を撫ぜる
シャツに染みた甘い匂いに ひどく 目を背けてしまう
雑ざって しまった 影の輪郭も あなたを待つその香りも
換えられない 現実だと わかっている わかっている
暗闇に射しこむ朝の陽に 星空はもう埋もれてしまった
独り善がりな二人の 積もった濁った心を
気付かないふりして いつまで
望んだ 終わりが 来ないことなんて 初めからわかっている
陶酔した代償は 罰として今も積もっていく
飲み干せないほどのユーフォリア 二人の帰る道筋が
もう埋もれて なくなればと いまはただ願うだけ
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