ひとりとりどり 歌詞

生温い廃棄物に愛を与えて
埃まみれの部屋で蹲る
名前をつけた朝顔が見下ろしている
床に散らばった黒い糸と赤いジュース

いつまでもいつまでも目は覚めている
固い扉の向こう 布団の中
何も言わず静かにしていても
優しい光の刺激がまだ強すぎてさ

最大級の高揚を求めて
手間をかけて作り上げたの
飲み込んだ言葉を集めて
重ねて落として

今だけを今だけを救って
今だけの今だけの幸せを
後のことなんてもうどうなってもいいのさ
ドロドロと崩れてく壁に
手をかけて引き抜いてしまった
罪は償うから今は眠らせてね

明かりを灯して水を流し込む
袋が破れて中身が漏れ出る
目眩と欠伸でしか描けないパブリック
天井にまとめて吊して並べて

手際良く悲しみを潰したり
律儀な空気を纏っては
分からないこともないとかね
言葉で断れ

今だけは今だけは歌って
今だけを今だけを繕うよ
後のことなんて気にしてられないの

今だけを今だけを救って
今だけの今だけの幸せを
後のことなんてもうどうなってもいいのさ
ボロボロに崩れてく為に
手をかけて引き寄せてしまった
罪を償うから今すぐ眠らせてね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ひとりとりどり 歌詞

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投稿日:2023/03/12 22:25:59

文字数:497文字

カテゴリ:歌詞

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