割れた皿と煤けたマグ
今日も始まる好奇心
せぐりあげる那由多がある
それでも詰め込んだ体中


嗄れた声と篭る癖に
舌打ちひとつ繰り返し
せぐりあげる那由多に似た
思春期少年の優越感

サイクルしてくの
日毎増してく 気怠さを抱いて

吐き出したい想いだらけ
僕のひとつも知らないくせに
嫌いなシイタケ除けたら
僕を幸せに出来るのかな

気づいて、気づいて、泣いているの。


外れクジがくれたペンで
×を付けてくカレンダー
抗えない那由多がある
死に物狂いとはこの事か

サイクルしてくの
日毎増してく 不愉快に浮いて

吐き散らしたい声だらけ
「僕のひとつも知らないくせに」
インクが切れたいつの日か
僕は幸せになれるのかな

気づいて、気づいて、泣いているの。


体が沈んでゆく 涙の底
空っぽの心だけが もがいて


夢見てたいのとワガママ
ただのひとつも知れないままで
涙が枯れて笑えたら
誰かが気づいてくれるのかな

笑え。

夢見てたいのとワガママ
みっともない事この上ない
そうして良い子になりきり
誰かは気づいてくれるといいな

笑え。笑え。笑って。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

リサイクル

そして三日目のカレーを温めて息継ぐの。


■生き長らえたい我侭のお話。

閲覧数:183

投稿日:2014/03/04 00:42:05

文字数:485文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました