a
崩壊を待つ 橋の上で
黒と白 2匹は出会い
お互いの 濡れた目に
行く末の終わりを 認めた

a
牙と牙で 管を裂き
温い海で 誰かが問う
「これは正か?」 他が答えた
「それは、歪。」他は己であった
b
獣の荒れる 大地には
恵みを求め、雨を呼ぶため
いずれ、神が生まれると、
滑稽だと、微笑い、君は云ふ。
s
生まれるために 生きるために
他のそれを奪い 此処に立って居る
迫る罪の途方もないほどの
罰に怯え 生の意味を求めたのだろう
ああ、責める僕は正か?

a
善と善で 悪を焼き
明くる日に 誰かが問う
「これは正か?」 他が答えた
「あれも、正だ。」認めなどしないさ。
b
獣の求む 大地では
理由を求め、罰を受けぬため
いずれ、神が「告げたのだ」と。
狂気だと、囁き、君は怨んだ。
s
いつか意味は 理由を生み
他のそれを奪い、其処(底)に墜ちて逝く
迫る罪の途方もない程の
罰に怯え 正の意味を騙ったのだろう
ああ、責める僕は正か?

c
大きな腕の 記す文字に
従いカタカタと動く駒
逆らえぬからと 間違いなどないのだと
己を騙し続けてきたのだろう。

s
そして罪は 終わりを迎え
他のそれと共に、地の国へ消える
気付く、これは抗いようのない
生の運命だ。
そして正しく 正の意味を知った。

d
尽きぬ業に、焦げる、空。
ああ、何だ、君もわかっていた。
目を閉じれば、深い赤

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正と正

ちゅうにびょう。

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投稿日:2013/04/18 18:54:17

文字数:600文字

カテゴリ:歌詞

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