その向こうに

窓の外　始まりを知らせる様に
揺れる木漏れ日　風はさざめく
繰り返す悲しみの　終わりは遥か
グラスの中をもがき泳ぐ
途切れては繋ぎ止め流れてく
言葉ひとつも消せずに
痛みも弱さも慣れたつもりで
強がっても　また零れて行くなら
壊れかけた心を　縫い合わせて
寂しく濡れる　ひとりの夜...

８月１５日の午後１２時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...

ミ「ふわぁぁ(あくび)。グミちゃ〜ん、おはよぉ……。あれ？グミちゃん？おーいグミちゃん？どこ行ったん……ん？置き手紙？と家の鍵？」
ミクちゃんへ
用事があるから先にミクちゃんの家に行ってます。朝ごはんもこっちで用意してるから、起きたらこっちにきてね。
GUMIより
ミ「用事？ってなんだろ。起こしてく...

真っ暗な部屋に光が差し込む
床を埋めつくすノートと洋服
手付かずのまま机の上に置かれた
冷めきった夕飯
胃液の後味 蘇る記憶
溢れ出す涙 腫れ上がる瞼
カーテンの隙間から覗く景色には
秋風の蜃気楼
いつもの電車には
間に合わないみたいだ...

君の神様になりたい
「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」
「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。
欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
苦しいから歌った。
悲しいから歌った。
生きたいから歌った。ただのエゴの塊だった。
こんな...

【君はAI】
AI技術進みすぎて、君も僕も仮想の存在
AI技術ついていけない、
　明日は新たな君が生まれる
AI技術進みすぎて、僕の思考止まってる今では
AI生成何でも作るよ、
　君の心はどこにあるのか
君は誰なの? 既に個性失い分からない
明日も君なの? 全く気持ち掴めず震えてる