空に昇る月を眺めながら夜の道を歩く
季節がかわりゆく風景を楽しみながら
いつのコトか忘れかけている記憶を呼び起こす

ガラス越しに窓の外を眺めている私が居た
私を見ている彼が居た
空が透き通り何処までも行けそうな感じ
そんな空が憎らしい

ピンクが舞い降りる季節は幸せな気分
いつか私も散ってゆくのだろう
別に怖くはない恐れはしない
それが私の運命なら

彼は私を見ている
見向きもしない私を見つめている
全ての影が闇に呑み込まれる

光を発するモノはそこに留まり
光を持たないモノは呑み込まれる
逆らう事のできない真実

いつか消え逝く命を散らす
そんな私を見つめる彼が居る

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無題

自分で作っておきながら、いいタイトルが思い浮かばなかったので「無題」

閲覧数:82

投稿日:2008/07/13 17:26:54

文字数:288文字

カテゴリ:その他

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