あの日描いていた夢はただの幻想なのだろうか
命潰えるのがいつか、それは誰にも予測できないから
どんな夢も脆く崩れていくかもしれないからいつも
鋼の心で守っている
思い描いた夢は限りある命の中で
この手に掴めるの?
それとも掴めないまま潰えるの?
*
生きている限り追い駆けそしていつか叶えたいけど
道を歩む足にはめた枷が執拗に邪魔し続けるの
命、その重みが分からない権力者は私たちを
虫けらのように踏みにじった
どんな夢を抱いて歩むことができていても
それが叶わなくて
だから夢なんて儚い幻想
* *
いつも傍にいる大事な人と共有してきた夢は
その命の重さを意味した
その命が潰える時が近くにあるなら
失われる重さに負け、圧し潰されてもう立てない
夢はとても儚い、それは命が儚くて
この悲しみの果て
この姿形も灰へと変わる
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