静けさとノスタルジー
きっと僕もいつの間にか
嫌いなオトナになっていたんだ
斜めに世界を見下ろして
拗ねたように嗤う
薄汚れたノラ猫が
僕を見上げてニヤつく
明日の明日のその明日
どこまで続くか 日常
崩れて散らかった 積み木の中で
これが僕の墓標だと溜息ついて
通り過ぎた季節を振り返る
哀しくはないな 哀しくはないな
もうそれすら 気にしてないから
数珠繋ぎのツマラナサを宝石みたいに
大事に磨く
戻ってこないや 戻ってこないや
夜の向こうに朝が来てた
もみ消した煙草から立ち上る
静けさとノスタルジー
「きっといつかはパイロット。」
可能性は残酷だ
夢見る子供の綺麗な目
眩しくて見れずに
こんな僕が街を闊歩
酒を浴びてユメウツツ
あの日の僕はどこにいるの?
馬鹿げた事を問い直す
乾いた空風と白んだ景色
目を擦ると自分の影が滲んでく
こんなはずじゃなかった、ハズだった
笑ってしまえよ 笑ってしまえよ
落ちぶれた自分の生き様を
紐で綴じたナサケナサを撫でて愛でながら
待ち続けてる
戻ってこないや 戻ってこないや
呼んでも応えてくれないや
煙草が目に染みて少し泣けた
そんな僕を包む朝焼け
揺らめく煙に溶け出す
静けさとノスタルジー
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きっとぼくもい(つの)(まに)か
きらいなおとなになって(いた)んだ
ななめにせかいをみおろして
すねたようにわらう
うすよごれた(のら)(ねこ)が
ぼくをみあげてにやつく
あしたのあしたのそのあした
どこまでつづくか にちじょう
くずれてちらかった つみきのなかで
これがぼくのぼひょうだとためいきついて
とおりすぎたきせ(つを)ふりかえる
かなしくはないな かなしくはないな
もうそれすら きにしてないから
じゅずつなぎのつ(まら)なさをほうせきみたーいに
だいじにみがく
もどってこないや もどってこないや
よるのむこう(にあ)さがきてた
もみけしたたばこからたちのぼる
しずけさとのすたるじー
きっといつかはぱいろっと
かのうせいはざんこくだ
ゆめみるこどものきれいなめ
まぶしくてみれずに
(こん)なぼくが まちをかっぽ
さけをあびて ゆめうつつ
あのひのぼくはどこにいるの?
ばかげたことをといなおす
かわいたからかぜと しらんだけしき
めをこするとじぶんのかげがにじんでく
こんなはずじゃなかった、はずだった
わらってしまえよ わらってしまえよ
おちぶれたじぶんのいきざまを
ひもでとじたなさけなさをなでてめでながら
まちつづけてる
もどってこないや もどってこないや
よんでもこたえてくれないや
たばこがめにしみてすこしなけた
そんなぼくをつつむあさやけ
ゆらめくけむりにとけだす
しずけさとのすたるじー
■静けさとノスタルジー
imshoさんの【初音ミク】歌詞募集(オケ+ボーカル音)への応募作です。
http://piapro.jp/t/S1tD
@歌詞について
ちょっとくたびれたおっさんなイメージ。
タイトルはひねらなすぎかなぁと思いましたが、収まりがいいのでそのまま持ってきましたw
タイトル、歌詞共に変更希望があればご連絡ください(^^)
2014/10/14
ひらがなになんちゃって譜割のようなものを入れてみました。
()部分は1音に2文字です。
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ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
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「...オズと恋するミュータント(後篇)
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