活動力を手にしたのはいいけど
自主性を持ったのはいいけど
それでも足りなくて
それでも喰いたくて
何処にでも居るような少年が
誰かの肩を叩きたくて
いつも隣にいる愛に気付かなかった
気付いた時には遅かったんだ
あの花火もあの仕草も何処かへ消えたんだ
きっとわかり会えると言葉残して
もう会えないと知っていたのに
夢を追いかけて歩いてった
夢に食らいついて他人を傷つけた
夢にすがり付いて暗い顔をして
最後に残ったのは僕だった
悲しみの渦にいるはずの少年が
当たり前のように笑っていて
みんなの顔を気にしていたのさ
みんな回りのせいでいいよ
あの笑顔もあの悲しみも全部嘘だよ
きっと全部僕のせいだよ
絶対全部僕のせいだよ
夢ってそんな大事なの
夢って全部叶うのかよ
夢にいつまですがるんだよ
最後に残ったのは僕だった
あの日壊した夢だけでも
あの日失った愛だけでも
あの日知った自分だけでも
あの日消えた君の姿
あの日見た僕の夢の先
あの日あの日
諦めた夢の末路
君の姿眩む視界に
あの日の花火が
あの日のカラオケが
あの日の涙が
あの日の別れが
消したはずの君の姿が
諦めた夢の跡が
きっとナイフを突き立てて
きっと君に矢をいって
最後の瞬間に愛が欲しいって叫ぶんだ
もう諦めたくないよ
もう諦めたくないよ
何も無くなっちゃった
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