閉ざせし夜の帷よ
わたつみより黒く
よどみなき風の音は
瞬きを誘う

語り尽くしても
未だ果てぬ夢に
せせらぎ冷たく流る

あの宙の舟
刻は満ち光の中に
幾千の幾億の感傷を沈めて

鳥の飲まれた闇の中に潜む全て

語り尽くしても
未だ果てぬ天に
ちりばめた星が濡れる

雲の中振り回す腕(かいな)の空ろさは
夜の海原漕ぎ出した切ない小舟
捕まえて掴もうとして空を切る
ただひたすらに捧ぐ祈りの中揺れる

あの宙の舟
刻は満ち光の中に
幻に似て遣る瀬無い今を儚む
進めない言葉捨て去り道を偽り
何もないからだひとつでたゆたえたなら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

sora no fune

和風な感じに。
空って眺めるの好きなんですが、のんびりできるのと同時に何故か死にたいくらいに切なくなるんですよね………。
そんな想いをアンビエントに表現してみました。

閲覧数:195

投稿日:2011/06/12 22:48:40

文字数:264文字

カテゴリ:歌詞

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