広い広い部屋もただ
狭い狭い檻の様
果たしてそこに
愛はあったのだろうか?
酷く寒い箱の中
選べる未来などなくて
悲しき孤独のお姫様
今日も彼女は鏡に向かって
魔法の言葉を呟いた
独りが淋しくないように
『貴女の味方は私だけ』
甘い甘い香水も
脆い脆い盾の様
果たしてそこに
意味はあったのだろうか?
酷く暗い箱の中
掴める希望などなくて
悲しき孤独のお姫様
今日も彼女は鏡に向かって
魔法の言葉を呟いた
独りが淋しくないように
『私の味方も貴女だけ』
お姫様は気付いたらしい
『こんな世界に愛などない』
お姫様は気付いたらしい
『こんな世界に意味などない』
そして
悲しき孤独のお姫様
今日も彼女は鏡に向かって
魔法の言葉を呟いた
独りが淋しくないように
『二人で一つになりましょう』
『今すぐそちらへ行くからね』
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