「はじめまして」とボクの手を取り
笑ったキミを覚えているよ
楽しい時も、悲しい時も
ボクらはずっと一緒だったね
だけど次第にボクらの距離は
離れていった。ねえ、気付いてる?
これが大人になるというコト?
なんて寂しい事なんだろう……
薄暗い 部屋の中
キミがまた ボクの元
来る時を 待ってるよ
「ボクはココにいるから!」
例えばボクが“風”ならば
ずっと一緒にいれたかな?
だけどそれじゃ、キミはボクを
知らないままかもしれない
例えばボクが“ペット”なら
ずっと一緒にいれたかな?
だけどそれじゃ、ボクはキミを
置いて逝ってしまうだろう
「ひさしぶりね」とボクの手を取る
その左手の薬指には
銀色の輪が輝いていた
もう過去には戻れない……でも
変わらない その笑顔
懐かしい その声に
悔しくて 切なくて
何よりも 嬉しくて!
置いてけぼりにされたんじゃないと
気付いていなかった
そんなボクを赦してほしい
だってボクは寂しかった
例えばボクが“ひと”ならば
ずっと一緒は無理だった
だけどボクは“お人形”で
キミはボクの“所有者”
「はじめての、おともだち」
「大切な君だから……
ねえ、今度は私の子供を
よろしくね?」
大好きなキミの願いは
必ずボクが叶えよう
きっと昔のような時を過ごすだろう
だってキミの――――子供だもの
―――――*―――――*―――――*―――――
はじめましてと ぼくのてをとり /7+7
わらったきみを おぼえているよ /7+7
たのしいときも かなしいときも /7+7
ぼくらはずっと いっ(しょ)だったね /7+7
だけどしだいに ぼくらの(きょ)りは /7+7
はなれていった ねえきづいてる /7+7
これがおとなに なるということ /7+7
なんてさびしい ことなんだろう /7+7
うすぐらい へやのなか /5+5
きみがまた ぼくのもと /5+5
くるときを まってるよ /5+5
ぼくはここ にいるから /5+5
たとえばぼくが かぜならば /7+5
ずっといっ(しょ)に いれたかな /7+5
だけどそれ(じゃ) きみはぼくを /6+6
しらないまま かもしれない /6+6
たとえばぼくが ぺっとなら /7+5
ずっといっ(しょ)に いれたかな /7+5
だけどそれ(じゃ) ぼくはきみを /6+6
おいていって しまうだろう /6+6
ひさしぶりねと ぼくのてをとる /7+7
そのひだりての くすりゆびには /7+7
ぎんいろのわが かがやいていた /7+7
もうむかしには もどれないでも /7+7
かわらない そのえがお /5+5
なつかしい そのこえに /5+5
くやしくて せつなくて /5+5
なによりも うれしくて /5+5
おいてけぼりに されたん(じゃ) /7+5
ないときづいて いなかった /7+5
そんなぼくを ゆるしてほ(しい) /6+6
だってぼくは さびしかった /6+6
たとえばぼくが ひとならば /7+5
ずっといっしょは むりだった /7+5
だけどぼくは おにん(ぎょ)うで /6+6
きみはぼくの ご(しゅ)じんさま /6+6
はじめての おともだち /5+5
たいせつな きみだから /5+5
ねえこんど はわたしの /5+5
こどもを◎ よろしくね /5+5
だいすきなきみ のねがいは /7+5
かならずぼくが かなえよう /7+5
きっとむかし の(よう)なときを /6+6
すごすだろう だってきみの /6+6
こどもだもの /6
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光を消して 闇を作り 自分の中に 閉じ篭った
カーテンから漏れる光に悲しみと言う色を付けよう
喜びよりも美しい...悲しみ
木村和月
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