どこまでも 行ける気がした 暑い夏の日 夕暮れ時
自転車に またがり走る 目的地決めず ただ真っすぐ
何もかも 嫌になったわけじゃない
ただ見上げた空がきれいで 涙 こぼれた
心映す茜空 蒼(あお)と朱(あか)が混じる
「このまま 時間が止まればいいのに」
遠い空に ひとり願う
風の中 耳を塞いだ 夏の昼下がり 眩しすぎて
どこからか届く 微かな潮騒の音に 足を止めた
特別なことじゃない ただ騒めき消したくて
飛び出した街 遠くに霞む
心映す茜空 朱(あか)に藍(あお)が滲む
「すべてが 溶けてなくなればいいのに」
闇が優しく 僕を包む
変わっていく人の群れ 駆け抜ける季節
戸惑いながらも 今日が 続いていく
どこまでも 走り続けられる 今なら……
心映す茜空 藍(あお)に朱(あか)が混じる
止まっていた時間が動き出し
明日が 今日に変わる
「いつも」と同じで違う 1日になる予感
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