"こんにちは" "さようなら"
飲み込んだ 言の葉は数知れず
"おはよう"と"ばいばい"を
飲み込んで 渇きだす僕の喉

ずっと足を止めたままで
進めないからと押さえつけた
指の隙間 覗く景色
誰もいないことを確かめる日々

視線を交わし合う世界で
その視線さえも怖がってた
誰かの真似して閉じ籠る
何とも上手いこと出来たかくれんぼ

潤んでぼかされた視界は
微かな明かりさえも拒んだ
嫌でも突き刺さる視線が
貫いて殺したコミュニケーション


"お元気で" "また明日"
飲み込んだ 言葉も数え飽きた
"おはよう"と"ばいばい"を
言えないで 足掻きだす理想論

絡み付いてほどけなくて
喉の奧底に隠れていた
酷く淡い心なんか
君に伝えられるわけないだろう

視線を交わし合う世界で
その視線さえも怖がってた
誰かの真似して閉じ籠る
何とも上手いこと出来たかくれんぼ

潤んでぼかされた視界に
差し込んだ灯りは君からで
今なら崩せる気がしたよ
泣きながら築いたアンドロフォビア


指の隙間からの景色が
少しずつ広がって 左手は外せたんだ
距離の掴みにくい左目
思ってるより君は 僕の近くにいた


視線を交わし合う世界で
その視線さえも怖がってた
誰かの真似して閉じ籠る
いつかの僕はもうそこにいないから

色濃く鮮やかな世界に
映り込む光が描き出す
交わす視線に泣き笑った
視界いっぱいのカラフルワールド
もう何も怖くなんかないから


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

パノラマワールド

怯えるほどじゃないと、怖くなんかないと、教えてくれたのは君だった。




作曲師様、絵師様等々募集しています。
どうぞ宜しくお願い致します。

閲覧数:201

投稿日:2012/03/21 02:04:53

文字数:623文字

カテゴリ:歌詞

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