0:00~導入~
それは少し昔のおとぎ話
どこか遠い街少女がいた
歌を歌う少女は
人々へとその声届ける
舞台の上で今日も

0:49~舞台~
今宵歌うはセレナーデ
ただ変わらぬ声と優しい音
響かせていく
それは心を揺らす
人々が少女へと送った拍手は
今日も止まず

1:55~暗転~
ある夜黄色いバラをかざる男が
舞台へ叫ぶ
「あいつは人に非ざるもの
 愛を持たぬ機械」

2:48~孤独~
今日も少女は歌う
愛の歌を
誰もいない路地裏で独り
人の心変われど
変わらぬ声で歌い続け
ただひとりで眠った

3:23~幻想~
夢の世界を歩く少女は
こころやさしいひとに出会って
翼を授けてもらい
やさしい人は言う
「この翼を広げて
 あらゆる人へと
 その声輝かせ
 愛を歌え」

4:09~再声~
光まとった少女はまた
この世界へ来る
歌姫へと姿を変えて
永遠を奏でる声は
世界をあみ巡って
届けるあのセレナーデ
今宵、あなたの窓辺で…



以下、ひらがなバージョンです。

0:00~導入~
それわすこしむかしのおとぎばなし
どこかとおいまちしょおじょがいた
うたおうたうしょおじょわ
ひとびとえとそのこえとどける
ぶたいのうえできょおも

0:49~演奏~
こよいうたうわせれなああで
ただかわらぬこえとやさしいおと
ひびかせてゆく
それわこころおゆらす
ひとびとがしょおじょえと
おくうたはくしゅわきょおもやまず

1:55~暗転~
あるよきいろいばらお
かざるおとこがぶたいえさけぶ
あいつわひとにあらざるもの
あいおもたぬきかい

2:48~孤独~
きょおもしょおじょわうたう
あいのうたお
だれもいないろじうらでひとり
ひとのこころかわれど
かわらぬこえでうたいつづけ
ただひとりでねむうた

3:23~幻想~
ゆめのせかいお
あるくしょおじょわ
こころやさしいひとにでああて
つばさおさずけてもらう
やさしいいひとわゆう
このつばさおひろげて
あらゆるひとえと
そのこえかがやかせ
あいおうたえ

4:09~再声~
ひかりまとおたしょおじょわまた
このせかいえきたるうたひめえと
すがたおかえて
とわおかなでるこえわ
せかいおあみめぐうて
とどけるあのせれなあで
こよいあなたのまどべで


ライセンス

  • 非営利目的に限ります

【応募用】Serenade Mecanique.

とち-music boxさんの歌詞募集に応募したものです。

George Antheilの「Ballet Mechanique(踊る機械)」
からインスピレーションを受けた、「Serenade Mecanique.」という曲だそうです。
http://piapro.jp/content/ezpq4oypy9uhxy2r

恥ずかしながらGeorge AntheilやBallet Mechaniqueについては何もしらず、
自分なりに調べた結果と、とちさんの曲を聴いたイメージから、
「歌う機械」という設定でストーリーを進めることにしました。

 愛の歌を歌い、人々から賞賛を受ける少女。
 実は少女は機械であり、ある日それが人々に知れ渡る。
 そして人々は彼女の歌を聞かなくなってしまう…

というお話です。
曲が物語っぽく展開していて、いくつかの楽章に分かれているようだったので、
6つの章に分けて書いてみることにしました。
※時間表示の横にタイトルをつけてあるのはオマケです。

閲覧数:157

投稿日:2009/07/19 12:34:32

文字数:953文字

カテゴリ:歌詞

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