貴方と私と夕焼けを





帰り道の夕焼け空が 私の背中を覆った頃
貴方と見たあの映画を思い出して笑った


あの日の帰り道は
土砂降りだったのを覚えてる


貴方は苦く微笑みながら
ほら…って手を差し出すの


あの日の思い出と共に
真っ赤に染まった私の頬は
消えちゃうのかな?
忘れちゃうんだろうな


貴方と繋いだあの温もりを、


寂しさ紛れに小石を蹴った 呆気ない音をたて消えてった
あぁ…こんなに世界ってやつはさ
広かったんだっけな?


明日があるさ呟く声は
震えてるのがわかる
妙な寒さに 息を吐いた 白い息


雨の中、手をとって
走る二人の影
暖かな指先
横から見た笑顔


霞んでく真っ赤な夕日


泣いていた ズルいよね私
神様の嘘つき
頬を伝う涙が冷たくて


嫌いだ


あの日の思い出と共に
真っ赤に染まった私の頬は
消えちゃうのかな?
忘れちゃうんだろうな


貴方と繋いだあの温もりが、


この広い世界の上で
貴方と私
それだけなんだ
す…っとのびた影


微笑む笑顔



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貴方と私と夕焼けを

おねがいします^^
イメージは恋人と喧嘩をしてしまった日の帰り道‥です
考えれば考えるほどマイナスに思考が進んでしまう主人公。
本当は思いっ切り泣きたいのにプライドが邪魔して強がってしまう乙女心を太陽が違う色を魅せる夕日に重ねて仕上げました

閲覧数:134

投稿日:2010/11/12 07:04:24

文字数:457文字

カテゴリ:歌詞

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