●ちょっと今週は話をひと休みして、気がついたことを書きます。
いま、ボーカロイドとかボイスロイドとか、市場にいろんなアプローチで製品化されたものが、登場するようになりました。
私は、ギフトや雑貨関連のしごとをしていますが…。
この間も、いろんなコンテンツに関係した展示会に行きました。
そこで、こういった「合成音声ソフト」の製品の一つに出会って、ビックリしました。
ふつうのコンテンツに混じって、魅力ある合成音声のキャラがあったのですから。
●やはり、そのソフトには擬人化された“萌え”系のキャラクターが付いていたのですが…。
発売当時(この夏)の売れ行きは、大変、良かったらしいです。
(仮に、そのキャラクターを“T”と読んでおきます)
そのキャラクターは、元々「合成音声ソフト」のためにデザインされたのではなく、もともとあったキャラクターを用いたらしいです。
その設定は大変“萌え”のツボを押さえていて、またデザインもかなり可愛らしく、人気が生じるのもうなずけました。
●その人気キャラクターを作った“仕掛け人”は、どういう人なんだろうと思って、いろいろと調べてみました。
どうやら、“心理カウンセリング”をしている方のようです。
私は企業の戦略をどうこう言う気はありませんし、あくまでも私の推測の域を出ないので、具体的な名は出しませんが…。
つまり、そのキャラクター“T”の人気は、作り手の作った“マーケティング”のもとに動いている、ということも考えられます。
あまりにもツボを押さえていますので(笑)。
●その商品のスタートは、なかなか好調のようです。それはとても、良いことだと思います。
今後、楽しみなのは、既存の(ボーカロイドなどの)キャラクターとどう向き合い、展開していくのか、ということです。
分析してみれば…
・ユーザーやファンが属性を付加し、“育てた”キャラクター
と
・マーケティングのもとに登場したキャラクター
の対峙ということになるでしょうか。
今後、また気づいた事があればリポートしていきます。
(今のところ、心情的には“初音ミク”タイプの方を応援しています。両方栄えるのが一番良いのですけど。)
では、また。
今後も小説を応援してくださいね。
タマネギ
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星歌芽目
ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)
時給310円
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ご意見・ご感想
enarin
ご意見・ご感想
こんにちは! 風邪引いていてコメントが遅くなりました。早速拝読させて戴きました。
市販向けの音声合成技術ソフトですね。これはMEIKOさんやKAITOさんには申し訳ないですが、Vocaloid2になっての初ソフトであり、”今風のキャラ”を付随した”初音ミク”さんが、やはり全てのきっかけだったと思います。でも正確には、ソフトはあくまで”きっかけ”であり、この”新しい文化”を育ててきたのは、やはり”アマ&プロクリエイターさん達”の活動の積み重ねだったと思います。
某ソフトのCM曲の歌詞である”点が繋がって線になり、線が繋がって円になる”。誰に指示されたわけでもない、企業の活動でもない、(素質はあったとしても)最初からビッグウェーブだったわけでもない、プロの差し金だったわけでもない、クリエイターさん達の日々の積み重ねと、神曲の誕生と、動画サイトや企業の力で、成長してきたわけです。
今、この”コマーシャリズム”になっている事に警鐘を鳴らしている人もいるんですが、ボカロ関連企業が”ボカロのモラル”を守ってくれている関係で、変な方向に進んでいないのが幸いです。
他の音声合成技術である、”ボカリス”、”ボイスロイド”、”某TV局のバーチャルアナウンサー”、他、コンセプトは違えど、基礎はあったとはいえ、やはりこのボカロのビッグウェーブに乗って作られてきたわけですが、貴方がご呈示された、
マーケティング目的
ボカロ的
の違いは、ボカロ文化に詳しくない方には違いを感じるのは難しいかも知れませんが、私的には”相乗効果で上向きになってくれればそれでいい”な感じです。解る人には、
”違うコンセプトだから、ボカロとは関係ない”
ってわかるから、作り手側が勘違いしないし、それでいいと思います。
音声合成技術は、某TV局が報道したように、根が深い技術だし、某すーだらを演じた方の歌声を復活させたような、”声の復活”、的意味合いもある(私的にはこの方のソフトは市販して欲しいと思ってます)ので、素晴らしい文化だと思ってます。
長文、駄文、失礼しました。今、私が思っている音声合成技術感ってこんな感じです。
ブクマ頂きました。ではでは~♪
P.S 寒くなってますので、ご自愛下さいませ。
2012/11/07 11:21:57
tamaonion
enarinさん、コメントありがとうございました!
お風邪の方は大丈夫ですか?お気を付けてくださいね!
>MEIKOさんやKAITOさんには申し訳ないですが、Vocaloid2になっての初ソフトであり、”今風のキャラ”を付随した”初音ミク”さんが、やはり全てのきっかけだったと思います。
>この”新しい文化”を育ててきたのは、やはり”アマ&プロクリエイターさん達”の活動の積み重ねだったと思います。
そうですね。不思議な、一種の革命であったと思います。そういえば、初音ミクの登場した当初に、既存のTV番組での扱いをめぐって、ちょっとした論争のようなことも起きました。
まあ、私としては、既存の勢力に悪意があったとは、思わないんですけど。
それだけ、アマの人たちの創作の熱意があった、ということでしょう。
>今、この”コマーシャリズム”になっている事に警鐘を鳴らしている人もいるんですが、ボカロ関連企業が”ボカロのモラル”を守ってくれている関係で、変な方向に進んでいないのが幸いです。
その通りですね。まあ、私は流通業界に身を置いているので、ある程度のコマーシャリズムや、流通の仕組みは、世の中に必要だと思っています。
必要悪、といってもいいと思います。
人里離れたおだやかな里で、アットホームに暮らしてる「桃源郷」ではないですからね(笑)
一生懸命作ったものが、お金という対価になる事への欲求は、とても健康なことだと思います。
でも、そこからスタートするのは、間違ってるような気もします。
大事なのはまず、純粋な思い、でしょう。
>”違うコンセプトだから、ボカロとは関係ない”ってわかるから、作り手側が勘違いしないし、それでいいと思います。
ですね?(笑)。いまはプロよりアマの人のほうが、そういう感受性は鋭いので、仮にマーケティングで操ろうとしても、多分無駄でしょう。
それらを含めて、これからもボカロ関係に、注目していきたいです。
メッセージありがとうございました。
寒さも強まってきます。お体にお気を付けて。
それでは、また。
2012/11/10 21:25:17