alma spada


熱い風　なびかせ君は
戦いの舞台へと立つ

胸に秘めた決意の証
かみ締めながら


またひとつ　増えた傷跡に　そっと指先で触れた涙
振り向かず　見送る背中に　祈りを届けて


舞い上がれ　大空へ　孤独な戦士　
ゆずれない願いのために　戦い続けるならば
傷ついた翼　今　強く羽ばたけ　　
心にかざした剣は　明日を拓くためにある



ひとときの　安らぎならば
ほんの少し　だけでもいいから
せめてわたしの温もりを
わけてあげたい


あと少しだけと　すがる手を振り切り　それでも…


駆け抜けて　駆け抜けて　炎のように
燃え上がる　眼差しの彼方　信じ続けるのならば
暁の鐘が　今　告げる未来へ
その手にかざした剣は　明日を照らす勇気になる



「たとえ　この命が　燃え尽きても」と
君は笑うけれど　
君のいない　明日など　意味がないの……


生き抜いて　生き抜いて　命の限り
心に掲げた剣よ　明日を守り給え


舞い上がれ　大空へ　優しき戦士
ゆずれない願いのために　戦い続けるなら
傷ついた翼　今　高く羽ばたけ
心にかざした剣が　明日を拓く風になる　



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アルマ・スパーダ


あついかぜ　なびかせきみは
たたかいのぶたいへとたつ

むねにひめた　けついのあかし
かみしめながら

またひとつ　ふえたきずあとに
　そっとゆびさきで　ふれたなみだ
ふりむかず　みおくるせなかに
　いのりをとどけて

まいあがれ　おおぞらへ　こどくなせんし　
ゆずれないねがいのために　たたかいつづけるならば
きずついた　つばさいま　つよくはばたけ　　
こころにかざしたつるぎは　あしたをひらくためにある

ひとときの　やすらぎならば
ほんのすこし　だけでもいいから
せめてわたしの　ぬくもりを
わけてあげたい

あとすこしだけと　すがるてをふりきり　それでも

かけぬけて　かけぬけて　ほのおのように
もえあがる　まなざしのかなた　しんじつづけるのならば
あかつきの　かねがいま　つげるみらいへ
そのてにかざしたつるぎは　あしたをてらすゆうきになる


たとえ　このいのちが　もえつきてもと
きみはわらうけれど　
きみのいない　あしたなど　いみがないの

いきぬいて　いきぬいて　いのちのかぎり
こころにかかげたつるぎよ　あしたをまもりたまえ

まいあがれ　おおぞらへ　やさしきせんし
ゆずれないねがいのために　たたかいつづけるなら
きずついた　つばさいま　たかくはばたけ
こころにかざしたつるぎが　あしたをひらくかぜになる