導火線に火のついた爆弾を抱えた少女がまわる
「一緒に踊りませんか」と大胆に不敵にわらう

「おいおいそれはどうにも」「なによ怖いの?」「いやそうじゃないけれど」
綺麗な君の顔に傷がついてしまうじゃないか

「そんなこと気にしないで」僕の腕に身を寄せ
夢見心地の瞳 黒猫の金目のよう

抱き寄せてやるとそっと 喉を鳴らす彼女は
きっと寂しかったんだろうな 肯定しやしないけど

じりじりと時が迫る 刻々とまだまだ
「爆発する」「いいの」
道連れに 夢の奥

目を閉じて身体預け 僕に寄り添う彼女
「まだまだね、甘え足りないのよ、ねぇ」


ふと目を開ける 日常風景と 足に絡む黒猫
「ごめんね寂しかったろう」とご機嫌取りに喉を撫でる

すぐに背を向けて歩き出すそっけない後姿だ でも
僕にはわかる 嬉しくて尻尾が天を向いてる

「甘え足りないんだろう」と腕を広げる僕に
首についた鈴だけ ちりんと音を奏で
彼女はちらり振り向き また視線を戻して
「それがなによ」と可愛げなく ひげを垂らす

じりじりと時が迫る 刻々とまだまだ
「もう行くよ」「行けば?」
悲しいな 僕ら

目を閉じて身体背け 背を向ける彼女
無理矢理に抱き寄せると 甘く鳴いた 「にゃあ!」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

黒猫彼女

anemoneluvさまに捧げる応募歌詞です!
可愛らしく楽しく、を目指してみました。

追記
採用させていただくことに。
嬉しい限りですありがとうございます!

閲覧数:239

投稿日:2012/01/05 11:37:04

文字数:528文字

カテゴリ:歌詞

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