いつだっけ？ああ、いつもか
オマエがオレに言う言葉
「いいかげんにしろよバカ！」
顔を赤くして怒鳴る

いつだって　そう、いつも
わざと怒らせてるんだ
そんなことして楽しいの？
当たり前だろ楽しい！

オレのこと真っ直ぐにみてさ
素直な言葉言えないオマエをみるのが

駆け出した心は止まらない！
オマエが大好きだ
いつまでも　そう、いつまでも
二人でいたい
両想いなのは知ってる
わかりやすいから
だからこそ　そう、絶対に
オレからは言わない


いつから？ねえ、なんで？
オマエがオレをよく避ける
「自惚れてたのか？オレ」
かなり本気でヘコむ

これから　なあ、ホント
怒らせたりしないから
頼むから無視するな！
かなりキツイってこれは

オレってこんなに弱いのか
オマエがいないだけで全てがつまらない

素直な気持ちで走り出した
「無視すんなよバーカ！」
勢いで　そう、勢いで
「オマエが好きだ！」
言ったとたんに後悔
ここは渡り廊下
だからこそ　みんなみてる
はやしたてる声


衆人環視の中で
長い沈黙に頬を染めた
ヤバいかなり恥ずかしい！


心のままに走り出した
行き先なんてない
がむしゃらに　そう、がむしゃらに
ひたすら走る
後ろから唐突に
オマエの跳び蹴り!?
「言い逃げか？上等だ！」
勇ましいオマエ

駆け出した気持ちどこへいくの？
「私も好きだバカ」
泣きながら　そう、泣きながら
告げられた言葉
「嫌われてるって
そうおもってた」
不意打ちでキスをした
泣きやんだオマエ

素直な言葉は言えない
お互いそんな性格
だけどこれからは少しずつ
言えるといいな