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お前何してたんだよ。こんなに待たせやがって。
――ごめんって。ちょっと、来る途中で花野井に会って。
はあ? ……へーえ。先に約束した俺をほっといて女か。そうかそうか。
――最後まで聞けって。なんか、花野井、変な男に絡まれてて。それで、ヤバそうだったから追い払ったんだよ。しょうがないだろ。
...【クオミク】浅葱色に出会う春 6【オリジナル長編】
つゆしぐれ
――あいつ何なの?
――久宮くんにあんなに近づいて……!
――マジキモいんだけど。汚い手で触んなよ。
――写真撮っといたから、あとでグループに載せとくわ。
――そろそろあの女どうにかしないと。
――ほんとな。何、呼び出したりする?
――やば、いじめみたいじゃん!
――違うって。ちょっ...【クオミク】浅葱色に出会う春 3【オリジナル長編】
つゆしぐれ
人を好きになるのに 理由なんかいらない
一目見た瞬間に 恋に落ちたっていいの
恋は自由なものよ 制限なんかないわ
性別も国籍も 気にしなくていいのよ
くだらないことで 悩むヒマがあるなら
今すぐアタシと ラブソング歌おうよ
男よりも女よりも 魅力的でしょ?
みんなアタシのとりこよ
強さも優しさも持っ...【動画投稿】性別なんてカンケイない!
ふわふわ
明るいね、とか。笑顔が可愛いね、とか。しっかりしてるね、とか。頭がいいね、とか。
よく言われる。自分で言ってしまうのもなんだが、間違ってはいないのだと思う。勿論褒めてもらって嬉しい。
頑固だね、とか。気が強いね、とか。負けず嫌いだね、とか。
一生懸命隠してるわけでもないんだけど、そんな面はあ...【クオミク】浅葱色に出会う春 2【オリジナル長編】
つゆしぐれ
ワンクッション!
この先、学パロとなります。
それにつき、キャラクターの名前、設定など好き勝手に捏造しております。また、性転換亜種も出ています。
これらが苦手でない方、むしろ大好物な方々はどうぞ、お進みください!
(このワンクッションは、1話にだけつける予定です。...【クオミク】浅葱色に出会う春 1【オリジナル長編】
つゆしぐれ
手持ち鏡 髪をセット
全てのレディーは 僕の虜
だからきっと キミもそうさ
逸らしちゃ駄目だよ その瞳
なんか怖い いったい何?!
背中に感じる 熱い視線
やたらウザい 薔薇のオーラ
カン違いしてる アンタ誰?
俺に惚れるな 火傷するぜ
不器用なAngel 罪な男さ...妄想ナルシスト
korumi
鬱陶しかった梅雨が明け、水色の空にギラギラと太陽が照りつけていた。日光を浴びない体育館にいるにも関わらずおれの額から玉の汗が次々と浮かび上がり半袖の袖口でそれを拭う。しかしそれでも汗は止まらず、ポタポタと床に流れ落ちた。
──何故ならおれらは今バスケットボールをしていて、そのうえ他校と練習試合を...【GUMI誕】結論:こいつらはバカップルだ
雪りんご*イン率低下
(…どうしたもんかなぁ)
家族どうしで職業が違うってのは、別に珍しくとも何ともない。だけど俺は無名の新聞記者、妹は世間で話題のアイドル。こうも差があると、何だか自分が平凡で惨めに感じられる。
俺は今、リニアに乗って博多から東京に戻っている。この乗り物は、まるで疾風のような速さで走っている。到着に...「VOCALOID HEARTS」~第28話・東奔西走する記者~
オレアリア
何ごとも変化していくのは仕方のないことだと思う。
私が住む町は都会とは遠くかけ離れた小さな町だが、気づけば変わっているものが多くある。
例えば、小さい頃よく行っていた、お世辞にも品揃えがいいとは言えない本屋さんや、大好きなおばあちゃんがいた駄菓子屋さん。
一面に広がっていた畑や田んぼも今ではいくつも...木の下で
甘菜
「カイトさん」
俺は、現世に戻りカイトに会いにいった。
「グミヤか、戻ってきたのか?」
「もう、こんなことやめてください。 どうせメイコさんのためなんでしょう?」
カイトは顔を歪め、俺を睨みつけた。
「お前に何が分かる?お前に……」
今にも襲い掛かってきそうなカイトを、ある声がピタリと止めた。
「カ...Bloody Girl 17 【完】
甘菜
俺の時は、姉が死んでから止まったままだった。
姉のいろはが暴走した仲間を止める最中に、犠牲になってしまったあの日から。
それからの俺は、まるで中身が全て空っぽになってしまった、ただの殻でしかなかった。
自分自身が消えてしまえばいいのに、と何度も思った。
そしてある日、それを見かねたルカ姫様が俺をグミ...Bloody Girl 16
甘菜
「あの、お話って……?」
「……、あなたにやってもらいことがあるの。」
そう言うミクさんの表情はいつもの余裕そうなものとは違う、どこか深刻そうな表情だった。
思わず私も身構える。
一体、何を言われるのだろうか。
「まず私のことを話すわ。 私、もともとこの城の研究者なの」
やっとミクさんが白衣を着てい...Bloody Girl 15
甘菜
昨日、夢を見た。
今までに会った女子が一斉に俺に告白してくる夢。ハーレム?そんな安易なもので済むならそれでよかった。
ただ普通と違うのは"全員グミだった"という点だ。これを聞いたやつは『好きな子に告白された』と思うだろう。でもそれは少し違う。だって、彼女は、
十面相、なのだから。
そういえば彼女が...【私(君)の中の】十面相Ⅵ【住人は】
姉音香凛
変な実験室
漂うホルマリンの匂い
目が覚め
真っ白な壁に
あなたの最後の写真が掛かっている
すみません、ごめんなさい
今の私はうそぱっ
何の本音
すべてに丸め
捨てる...変な実験室
middot_copy123
【第十四話:少女の過去】
リンに、彼氏ができた。
そう報告してきたのは、昨日のこと。
嬉しそうに、あたしでは作ってあげられない笑顔で。
「ぐみ、あのね……か、彼氏…できた……。」
と、頬を染めて。
相手は、ミヤ。
学校では、ちょっとお茶らけで通ってるやつだ。
私は気に入らないけど、お父さん...憂鬱少女と陰日向
イズミ草
ワンクッション!!
グロテスクな表現があります。
死ネタ苦手な人はUターンしてください!!
それでもおk!って人もUターンしてください!!((何故神様ゲェム・プロローグ下
アストリア@生きてるよ
ピピピ、ピピピ、ピピピ
いつも通りの朝。
目覚ましが俺の睡眠を覚ます。
そして次に来るのは……
「あーにきっ!!!!」
「ぐふっ」
元気な妹・グミの強烈なアタック。
「起きないと腹パンt」
「起きてるっつの!!!」
「えー…とか言って今起きたんでしょ?」...謎と不可思議
禀菟
「ぐみ、落ち着いた?」
「うっ、うん...」
涙が止まったとたん、なんだか恥ずかしくなった。
そして泣いた後の疲労感が私を襲う。
「ぐみ、体は大丈夫?」
「えっ、うん?」
「そっか、よかった...」
屈託のない笑顔に私の胸が強く締め付けられた。
グミヤのほうが酷いケガを負っているのに、私の心配ばかり...Bloody Girl 14
甘菜
「好きだよ」「嫌いだ」
「嘘つけ」「うるさい」
なんでだどうしてお前は
「愛してる」「知らない」
「本音か?」「本音だ」
陳腐な言葉の針
(針、針…… あああ)
「お前のこと…」
愛している?好きなんだ?
はは、嘘、なんだろ?...【曲・タイトル募集中】タイトル未定
光流@活動休止なう
見渡す限りの緑。
そこには様々な色の緑があった。
「……どんだけ田舎なんだよ」
僕は独り言を呟き(寂しいヤツとか思うなよ、ただたんに人が少なすぎるだけだ)、空を見上げた。
本日は晴天なり。
そんな変なことを思うほどの青空だ。
僕は今日、所謂家庭の都合というものでこの田舎に来た。
田舎田舎と言うが、そ...【田舎で】ラブストーリーは突然に【春】
禀菟
私は昨日やったように、(今日からは1人で)クオの部屋におやつを持って行く。
今日はお客様がきているそうだ。
どんな人だろう?
「失礼します」
そう言い、ドアを開けた瞬間、お客様の動きが止まった。
クオは、私を見て固まっているお客様に対して、笑いをこらえている。
…私も、この人物が来ているとは思わなか...トライアングル * 第8話 *
亜梨亜
男子と女子が、ギャーギャーと言い合っている中、めったに怒らないグミヤ君が少し怒り気味に言った。
「……もう、やめろよ。お前ら」
「グミヤ…?」
「そう見ればさっきのが笑えてくるんだよ。何がおもしろいか俺には全くわからない」
グミヤ君が言った瞬間、不安そうだったグミの顔が明るくなった。
「それに、『テ...トライアングル * 第4話 *
亜梨亜
私は何を言っていいのかわからず、どうしようかと悩んでいたら、クオが言った。
「…やめろ。なんでテメェらの推薦で俺とミクが付き合わなきゃなんねーんだよ!」
クオは、私が思っていたことをはっきり言ってくれた。
私は言われる側のことを考えると、はっきりとは言えないけど、クオのこんな所、少し憧れてたりするん...トライアングル * 第3話 *
亜梨亜
「お~い、男子!ウチらとも一緒に話そっっ!」
グミの明るい声で男子の方も「おー」「いいぜー」などの声が上がる。
そしてグミはすぐにグミヤ君の所へ駆けて行った。
「グミヤっ!」
「おー、グミさん。勉強は大丈夫か?」
あれ?女子から話しても無表情であんまり話さないグミヤ君が笑顔でグミと話してる。
「もー...トライアングル * 第2話 *
亜梨亜
--高校1年11月--
「……ごめん。別れよう、ミク。」
「うん…。私もそう思ってた。」
「もう、気安く話しかけてくるなよ!」
「ー…今までありがとう。」
そして彼は1度も振り返らずにスタスタと歩いていってしまった。
あーあ、今回も1年もたなかったなぁ…。
彼、初音ミクオと付き合って約6ヶ月。今まで...トライアングル * 第1話 *
亜梨亜
「あの…その…グミさんのことずっと前から見ていて一生懸命なところも、頑張り屋なところも、すごくかわいいなって思って…だから、あの…僕と付き合ってください!!!」
3月19日、人生初めての告白をされる―――今日の日記のタイトルはこれに決定だな。
私は人差し指にまかれためくれそうになって...【香凛へ】 重ねた言葉 【誕プレ遅刻すまぬよ←】
紅華116@たまに活動。
誰にでも1回は、あっ、今日なんか出来る気がする、と思うような日があると思う。
まさに今の私はそれだった。
手に力を込め、強い眼差しで見た先には、大きいわりに古臭い‘‘神威研究所’’という建物。
ここは学校の裏に建っていて、いつも気になっていた。
でも近寄ることはできても、中に入ることは未だできでいな...記憶
甘菜
グミが深刻そうな表情かつ、緊張した雰囲気でチラチラと俺――グミヤと目を反らしつつ見てくる。
反らしていた目が合った瞬間、グミの肩がピクッと跳ねて頬が真っ赤に染まり、パクパクと何か言いたそうに口を動かす。
―――言いたい事があるならさっさと言っちゃえばいいのに。
そうは思うが、ここは流石天ノ弱と言うべ...【天ノ弱番外編】はんたいことばの愛を大嫌いな君に【4/1ネタ】
芽莉沙
メイコさんの部屋を出て、私はもっと広い部屋へつれていかれた。
どうやらお母さんの部屋らしい。
綺麗な花や、よくわからない絵画が飾ってある。
「座って。」
花の模様の高級そうなソファーに座った。
フカフカのソファーに一瞬心が弾んだけど、すぐ気持ちは切り替わってお母さんをジッと見つめた。
できることなら...Bloody Girl 13
甘菜
注意書き
これは、拙作『ロミオとシンデレラ』の外伝です。
クオの視点で、三年に進級した春頃の話です。
よって、本編を第六十話【わたしは夢に生きたい】まで読んでから、読むことを推奨します。
【クオの憂鬱】
基本、高校では昼休みに昼食を取る。無味乾燥な授業の合間の、憩いの一時。多分、大抵の奴...ロミオとシンデレラ 外伝その十七【クオの憂鬱】
目白皐月