「レンの馬鹿ーーーーーーーー」

夕方一軒の家から少女の怒鳴る声が聞こえた
「リンなんだよ!てかミカンのクッション投げんな!」
「レンがいけないんだよ!レンがあんな女なんかと一緒に帰るから・・・・」
うわーーーーん少女は怒ったかと思うとすぐに泣き出した
泣いている少女の名前は鏡音リン
そしてわけがわからなくて困りながらも姉であるリンを慰めているのがリンの双子の弟鏡音レン一話から読んでいる方は説明なんていらないだろう
まあ、簡単に言えば主人公巡音ルカの思い人である。リンについては二話ぐらいから読んでで補ってもらおう

「リン、とりあえずわけを説明しろ」
「う、・・・・ひっぐ・・・・だってレンが生徒会副会長と一緒に帰るの見たんだもんう・・・・・それにクッキーも貰ってたじゃん・・・・・」
あの時見てたのかよと姉が微妙にストーカーに思えたレンだった
「いいか、リン俺には俺の生活があるだから別に俺が誰と帰ってもいいじゃないか」 これでリンが引き下がってくれればよかったが、あっさりと引き下がるリンでは無かった
「や・・・・・・嫌!だって約束したじゃん!あの時レンがああやっていってくれたから私が今生きてるんだよ?もしレンがまた生徒会以外で副会長と話したりすることがあればリン周りの人に八つ当たりするからね!」
このとき俺はリンの言葉が理解できなかったいや、冗談だと思って油断していたのかもしれない・・・・・・・

次の日の昼休み俺はまた屋上にいたすると巡音先輩が来た
「鏡音君ちょっと渡したいものがあるんだ」
巡音先輩は俺に紅葉のストラップをくれた。
「この前修学旅行行ったからさそのお土産にね」
「あーあの修学旅行ですか?たしかあびるがネタぎれで『えーい修学旅行突っ込んじゃえ!』てかんじで行った季節的に面白くないだろっていう修学旅行ですか?」
「うんその修学旅行でも以外に楽しかったよすいてたから」
そんな雑談をしているうちに昼休みが終わった俺たちはさっさと自分の教室に戻った。

       -----翌日------
三年生の教室にて
「パ、パナタ!その怪我どうしたの?」
「昨日車にはねられた」
パナタには手と頭に包帯が巻かれていて左目には眼帯が着いていた。
本人曰く頭からは血が出て手は軽い捻挫、目はまぶたを怪我したらしい
けれどこの程度の怪我で済んだからまだマシだと思う
「でもね・・・・・・パナタ誰かに突き飛ばされた気がするの・・・・だから正しくは車にはねられたんじゃなくて車にはねられるように突き飛ばされた・・・かな?」
このことはすぐに学校中に広がった隣のクラス、学年、全校中に広がった面白がって見に来るやつもいたけど大丈夫?と心配してくれてる人もいた。
パナタが怪我をした次の日だった鏡音君が来たそのとき鏡音君の顔が少し青ざめていた気がしたそして小さくつぶやいた
「やっぱり・・・・・・」 それから鏡音君は私に放課後屋上に来てくださいと言い残しパナタにはお大事にと言ってから教室を出て行った

昼休み校舎裏
「お前だよな?紫音先輩を車にはねられるようにしたのは・・・・リン!」
「あ~あわかっちゃったんだ~そうだよ私だよあの子ちいさっかったから突き飛ばすの簡単だったよ~でも、レンがいけないんだよ?レンが会長にストラップ貰ったりするから」
「俺は確かにあの時約束したでもあれはあのトキのリンとの約束だでも他の人間に絶対に危害を加えないなら・・・・・・・」
「本当!?うんならいいよ♪他の人に危害を加えない」

そして放課後がやってくる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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屋上の君(6)

今回はレン君の視点ですリンちゃんがこんなキャラになってしまったのはなんかリンって束縛心強そうだな~と思ったからですリンファンのかたすいません
過去だの何だのは次回で明らかになります多分
イメージイラストは描いてくだされば血涙出るほど喜びます
パナタが怪我をした理由:包帯とか眼帯とか萌えるじゃん←

閲覧数:226

投稿日:2009/08/03 21:26:20

文字数:1,480文字

カテゴリ:小説

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