「キミ」

わたしの世界には
わたしときみとその他大勢
きみがいなくなるだけで
世界はすでにひびだらけ

ここにイテヨと叫ぶけど
この声はきみには届かない
傍に来て声を聞かせてよ
わたしはいつまでもここにいるから

ふと見てみれば
いつの間にか
わたしの世界が壊れてく

(セリフ)
「堕ちてくわたしにだれか手を」


何もない壊れた世界
真っ白で何もありはしない
どこまでも続く真っ白
わたしが立っているだけ

歩く歩く目的もなく
きみが消えたこの世界を
意味のなくなったこの世界を
わたしは当てもなくさまようわ

(セリフ)
「きみはどこにいったの?
 わたしはどこに行くの?」

もういいかなとつぶやいた
きみがいないこの世界なんて
わたしに意味はない

ふと気づけばここはきみと
わたしの秘密基地
忘れ去られた秘密基地は
人知れずただ消えていくのみ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

キミ

2個め!
かかりすぎた・・・

閲覧数:34

投稿日:2011/01/18 20:51:36

文字数:379文字

カテゴリ:小説

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