ARGON
   詩:赤りんご@

鼻をすんすんと通わせて
匂ってきた花の香り
それがなんかさ壁みたいに思えたから
登るのを断念しちゃったんだ

ナマケモノみたいにさ
なんだって捨てちゃう僕なんか
さっさといなくなっちゃえばいいのにな

水平にある僕の船は
進みもしない前を向けないんだ
心の中の器が溢れちゃったから
そろそろ君のと変えようかな

花畑が窓から見えて
少しだけ切なくなった
それがなんかさ鬱陶しく思えたから
足で軽く蹴ってやった

僕は何もする事なんてないよ
そんなことあるはずないのに
そんなナマケモノなんかはやくどっかいってさ
皆が幸せになればよかった

水平にある僕の船は
苦悩の滝を登れないんだ
水平にある僕の船は
至難の嵐に逆らえない
水平にある僕の船は
古く脆く儚く崩れ行く
それ以上口して叫んだら
頬にとめどなく滴る涙

水平に留まった船は
かっこいい海賊船にはなれなくて
留まったのは誰かさんの船じゃなくて
正真正銘僕の船

ナマケモノ号という僕の船
アルゴンのような僕の船
七曲りの僕なんかいらないから
君だけが君だけが元気になりますように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ARGON

すいへーりーべーぼくのふね
ななまがりしっぷすくらーくか

閲覧数:23

投稿日:2012/05/01 19:51:29

文字数:487文字

カテゴリ:歌詞

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