「さて始まりましたツッコミし隊! この番組では、私とリンちゃんがツッコミまくるトークをお届けします!」
「ツッコミまくりますよー」
「今回は文章編☆1ということで、この文章をテーマにツッコミを展開させようかと・・・」
そうして手に持っていたボードをカメラに向けてひっくり返すミク。
「あらー・・・、ミクさんや、見事に上下逆さまですよ。これは放送事故ですね、はい」
リンは、些細なことも見逃さずツッコむ。
「・・・えいっ♪」
ミクは、ボードを元の正しい方向へ修正した。
「こんなバレバレな可愛さに萌える人がいるとしたら、その人は間違いなく通報される人だと思いますよ、あーやだやだ」
「・・・今回ツッコむ文章は、『無理に知識を注入して覚えさせたが効果はなかった』、です」
気を取り直して、ボードに書かれている文章を読み上げるミク。
「・・・・・・なんか初放送で、いきなりこんな危ない文章、大丈夫なんですかミクさんや」
「あー・・・。・・・まぁ、大丈夫だと思います。でも、なんか心配になってきたな・・・」
「お、ほら見てミク。ディレクターが、大丈夫! ・・・って言ってる」
「ならいっか!」
「早速言いたいことがあるんだけど、いいですかミクさんや」
「何でしょう?」
「覚えさせたが、という部分は、まさかの英語でいう受動態ですか・・・!?」
「そうですね。多分意味は合ってると思います」
「えっ、そんなぁ・・・w」
ミクが頷くと、リンは何やら顔を赤らめて、はしゃぐ。
「どうしました? リン」
「今度、レンにも、この文章のことさせてみようっ☆」
「なんだか日本語が危ないような気がしますが、どうしました? リンさん。そろそろ応答してくれないと、次回はめぐっぽいどちゃんに交代ですよ。いいんですか」
「えっ、」
ぼそっと低い声で呟かれたミクの言葉に、リンは顔を固まらせて、それから、
「すいません、ミクさんや。あたし、めぐっぽいどちゃんのことは嫌いじゃないですけど、この番組のレギュラーまでは渡さないぜ!」
「・・・キャラは1人1つまでとさせていただきます」
ビシッと言うリンに、ミクは笑顔で釘をさす。
「はーいはいはい」
「・・・はいは1人1回までとさせていただきます」
「はいもう受付嬢はやめて下さい、ミクさんやー」
「おっけー☆」
「それで、この文章についてですが、何か意見はありませんか、ミクさんや」
「・・・私が進行係ですよ。何勝手に進行してるんですか」
「・・・・・・あ、さーせん」
「・・・その言葉は、一体誰に教わったのですか?」
「えっとー、レン!」
「・・・・・・」
「でさ、話は戻って・・・って、あれ?」
「もう時間ですね。なんかあんまりツッコんだ気がしませんね・・・」
「・・・何気に、あたしのこと見るのやめてもらえますか、ミクさんやー」
「それでは、みなさんごきげんよー」
「それではみなさんまた来週ー! ・・・来週なのかな?」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ツッコミし隊! (文章編☆1)

こんにちは、もごもご犬ですこんばんは!
今回は、・・・すいません、勉強しててつい書きたくなった話です(笑)
文中に出てきた今回のテーマの文章、あれほんとに勉強してる間に出てきました(←) それで、この話が出来上がったという・・・><

近況報告。
そろそろ執事の話も書かなきゃなー。一応、アイデアとかはあるんです! ただどう書こうかと構想を練ってるし・・・。あとは亜種コラボ小説の方は、新エピソードは白紙状態、しかし新エピソードに直接関係がない普通の番外編は出だしだけ書いているといった残念な状況です><
やっぱり忙しいのが邪魔します、はい。

次回の作品も、お楽しみに!

閲覧数:172

投稿日:2010/10/03 13:49:57

文字数:1,223文字

カテゴリ:小説

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