カラコロ　トトトン　カラコロ　トトトン　と
乙女走る　響く空に
鼻歌混じりの　帰り道
誰かのことを　思うの

■
それは　ロンリーなバースデー　独り　記念日
セツナイ　って　言いたくなる　お年頃なの
とても　ルーティーンな君に　話かけても
ちっとも　反応無さすぎて　がっかりしてる

問題　山済み　もう結構　駄目よ　弱気ね
本音いえば　だって　きみのこと　気になる

道草しては　手を伸ばしみた
川沿いの道　風そよぐ
河川敷に並んだ色と
赤焼けに頬染めて

屋根上へ　耳あてて　みれば
思い出　浮かんでは　ぐーるり
逆上がりが　出来ないアタシ　君だけが　差し伸べてくれた

■
それは　ムーディーなシーズン　夏の煌き
とっても　って　言いたいだけ　乙女な心
そんな　スィーティーなモードで　話かけたら
ちょっぴり　反応あるかな　期待していたり

問題　山済み　もう結構　嘘よ　大丈夫
本音いえば　だって　きみのこと　気になる

てるてる坊主　つるして挨拶
雪洞（ぼんぼり）飾る　街は揺れ
夜店は 一列だわ　ぐーるり
前日の　祭りの色

星空に　耳あてて　みれば
キラキラ　気持ちは　いつも
坂上がりの　段々に住む　君のこと　気になるだけよ

■
短冊に　願い事
浴衣纏うアタシは　見知らぬ地で　迷子で
君が助けてくれた夢みた

囃子の音に　目覚めて起きれば
踊る気持ち　弾む　くるーり
高台から　七夕の道　君の顔だけが　浮んだ

カラコロ　トトトン　カラコロ　トトトン　と
乙女走る　夏の夕暮れ
竹飾った七夕の道
君のこと　思っている

カラコロ　トトトン　カラコロ　トトトン　と
乙女走る　響く空に
坂上がり　の　段々　登る
君のこと　大好きなだけよ