ネオンライト

1A
遠い空に夕闇連なり
誰も知らない夜に紛れる　
影街

1B
これまで潸潸(さんさん)降った雨は止んだ
どうしようまだ　踏み出せず戦戦(わなわな)
ガラクタじゃない　宝石じゃない
忘れ物

1C
逸らさないで　今宵はいっそ仮面は捨てて
「どうして——」
あの日　君を願う歌が響いた　どこかの路地裏
「貴方は——」
誰もがきっと求めてそして気付いた
夢も愛もファンタズム
けれどずっと輝いていた
まだ名前はないネオンライト


2A
見落とした正義
抱えてランアンドラン
突きつけられてる現実の現実感
これでいいか　これでいいんだ
自問自答自動

2B
まだ燦燦(さんさん)降って注ぐ陽に
焦がれて憧れる　罠罠
肩書きのない　名前のない
物語

2C
忘れないで　今宵はいっそ仮面は捨てて
「どうして——」
いつか　君の歌う夢が響いた　どこかの路地裏
「それでも——」

D
何回切って貼った　継ぎ接ぎに
ふいに遠く見える
夜にそっと触れる

3B
散散待った順風はまだ
本当はただ動けないだけかな
運命なんかない　必要ない
始まりを

3C
忘れないで　君の本当　仮面は捨てて
「貴方は——」
いつか　君を願う歌が響いた　どこかの路地裏
「それでも——」
誰もがきっと気付いてけれど足掻いた
夢も愛も追い続けた
それはずっと輝いていた
まだ名前はないネオンライト


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補足
「影街」
造語です。黒く陰った街並みをイメージしてます。
「戦戦」
怒りや恐れなどで体を震えさせる様。
本来ひらがなで書くのが差し障りないですが、漢字で書くとしたらこうなると言った具合です。
「ファンタズム」
幻、幻想、幽霊などの意。
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ひらがな

1A
(とお)　いそらに　ゆうやみ　つらなり　(1) 4 4 4
だれもしら(ない)　よるにまぎ(れる)
かげまち　(6) (6) 4

1B
これまで　(さん)(さん)ふた　あめは(やん)だ
(どう)(しよお)まだ
ふ/みだせずわなわな(+1)　4 (4) (5) 4 8(+1)
ガラクタじゃ(ない)　(ほお)せきじゃ(ない)　
わすれもの　(6) (5) 5

1C
そらさないで　こよいわいそ　かめんわすてて
「どおして——」　6 6 7 4×3
あのひ　きみをねがう　うたがひ(びい)た
どこかのろじうら　
「あなたは——」3 6 (7) 8 4×3
だれもが　きともとめて　そしてきづいた　
ゆめもあいも　ファンタズムけれど　4 6 7 6 8
ずとかがやいてた　
まだなまえわないネオ ンライト　8 10 4


2A
みおとしたせいぎ　
かかえて(ラン)(アン)ド(ラン)
つきつけられてる　(げん)じつの(げん)じつ(かん)　8 (8) 8 (8)
これでいいか　これでい(いん)だ
じもん　じとお　じどお　6 (6) 3 3 3

2B
まだ　(さん)(さん)ふて　そそぐひに
こがれて　あ/こがれるわなわな(+1)　2 (4) 5 4 8(+1)
かたがきの(ない)　なまえの(ない)
ものがたり　(6) (5) 5

2C
わすれないで　こよいわいそ　かめんわすてて
「どうして——」　6 6 7 4×3
いつか　きみのうたう　ゆめがひ(びい)た
どこかのろじうら
「それでも——」　3 6 (6) 8 4×3

D
(なん)　(かい)きてはた　つぎはぎに
ふいに　とおく　みえる
よるに　そおと　ふれる　1 5 5 3 3 3 3 3 3

3B
(さん)(ざん)また　(じゅん)(ぷう)はまだ
(ほん)と/は/ただ(+1)
う/ごけないだけかな(+1)　4 5 4 (4+1) 8(+1)
(うん)(めい)なんか(ない)　ひつよお(ない)
はじまりを　(6) (5) 5

3C
わすれないで　きみのほんと　かめんわすてて
「あなたは——」　6 6 7 4×3
いつか　きみをねがう うたがひ(びい)た
どこかのろじうら
「それでも——」3 6 (6) 7 4×3
だれもが　きときづいて　けれどあがいた
ゆめもあいも　(おい)つづけたそれは　4 6 7 6 (8)
ずとかがやいてた　
まだなまえわないネオ ンライト　8 10 4


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テーマ
テーマというほどではないのですが、今回はメロディを聴いて思いついた言葉から広げていくことを意識しました。