森の奥の小さな家で 1人の少女が本を読んでいた
誰にも関わることなく過ごしてきた
少女は何も感じない 感情なんてない
ただ時間が過ぎていくのを眺めているだけ
そんな日々を繰り返し 重ね重ねた少女の前に
1人の少年が現れた
「さぁ、僕についてきて」
タンと飛び出した知らない世界は 見慣れない景色で
少年に腕をひかれるまま 付いた先は
車や建物がある街だった
突然脳裏に何かが横切った
それは私が泣き叫んでいる姿だった
森の奥の小さな家で 1人の少女が住んでいた
誰にも関わることなく過ごしてきた
少女は何も感じない 感情なんてない
今それが 目覚めるとき―
こんな世界があったとすれば 悩み悩んだ少女の前に
大きな手が頭にのった
「焦らなくていいんだよ」
ポンと置かれた手の温もりは いつかと同じで
なぜか目から大きな粒が落ちたんだ
「これは一体なんだろう」
突然脳裏に何かが横切った
それは私の昔の記憶だった
これは昔の少女のお話
太陽が照りつける午後の街
そこを歩く2つの影
3つ目の角を曲がった瞬間
1つの影が飛ばされた
少女は呆然とその姿を見ていた
気づいたんだ やっと
次々と溢れる涙
その横で私を見守ってくれている
この光景は何年ぶりだろう
パンと飛び跳ねた 心の奥に眠っていた感情
いつも傍で笑ってくれた 大好きな笑顔
抑え切れないこの気持ち 忘れかけてた想いを
―ありがとう
そういって微笑んだ
コメント1
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ご意見・ご感想
おんちゃみ
ご意見・ご感想
すごくいい歌詞だねっ♪
物語風なとこもいいね。
うちもこんな歌詞がかけるようにならなくっちゃ。
2012/09/09 18:57:01