泣き止まぬ秋空 少し煙る三叉路で
夢で見た楽園 探してた
歩き続ける僕らの20秒後の行方は
誰の目にも映らないから

壊れないように綿毛で包んだ
一つだけ信じていた嘘が
どうしようもないくらい愛おしくなるなら
僕は今 眼を閉じることにした

ねえ どうかしてる
あなたの言葉も思い出せないのは白昼夢だったから
気づいていない様な素振りをしながら
そうやって僕ら 大人になっていく

描いていたものをその胸に抱いて
オレンジの光 ばら撒いてさ
共鳴する鼓動と上昇する体温で
それは遥か遠くに見えていた

ねえ どうかしてる
あなたの言葉も思い出せないのは白昼夢だったから
気づいていない様な素振りをしながら
そうやって僕ら 大人になっていく

最終電車の窓から見える景色に自分を重ねて
昔よく聴いたメロディ 口ずさんでは
透明な闇の中 焦燥感が責めるから
昨日の憧れがまだ残ったまま

ねえ どうして
鼓膜に焼き付いた鳴り響くベルに惑わされては
零れ落ちていくその一粒をかき集めては道から逸れて

ねえ どうかしてる
あなたの言葉も思い出せないのは白昼夢だったから
気づいていない様な素振りをしながら
そうやって僕ら 大人になっていく

ねえ どうして こんな苦しいの?

ねえ どうして どこまで続くの?

ねえ どうして…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ルル

閲覧数:103

投稿日:2022/11/02 23:03:51

文字数:562文字

カテゴリ:歌詞

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