風に散る花びらは願う
次もまた咲き誇りたいと
翔び回る蟲は夢をみる
あと少し永く生きたいと

すべての想いを知る風は祈る
穏やかなその囁き声
届きますように

唄えや踊れや誘(いざな)われて
調べ織り成すは宴
天つ空に轟く詠み声
花よ、蟲よ、きこえるか



世界(そと)知らぬ籠の子は馳せる
何処へでも飛んで行きたいと
灯火を消す人は望む
来世でも君に逢いたいと

いつかを夢みて今を生きる人
知らぬ間に届いた囁き
耳を澄ましてる

願えば祈られお互い様
遠いようで近いよう
いつでも優しく見守るのは
すべてにひろがる風音(かざね)

祈り風の声に誘(さそ)われて
集うカタチ無きモノよ
唄えや踊れや背中合わせ
鳥も、魚も、揃いて…

ライセンス

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祈り風

『願い風』と対の詞。

閲覧数:64

投稿日:2013/12/30 13:18:23

文字数:317文字

カテゴリ:歌詞

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