ながれさわけい、とお読みください。作曲してくださる方、大歓迎です。 テーマキャラクターは「その他」にしていますが、特にこだわりはありませんのでご自由に。 駄作ではあると思いますが、あたたかーい眼で見守ってください。 好きな動物は猫、柴犬。 洋菓子和菓子ともに好き、でも甘党ではございません。 嫌いな食べ物は雲丹、パセリ、アボカド、肉の脂身と皮。 友人によく「マイペースだね」と言われる、ごく平凡な司書です。
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海を越えて届く音は
誰かの想いを乗せた風 響くよ
溢れる雨頬を伝う
心を持つ波がこの胸強く打ちつけるから
僕らは独りじゃないと
あなたは静かに教えてくれた
閉じかけた翼広げ
届く想いを辿って誰かのもとへ…
空を渡り響く声は
誰かの心に伝わると願うよ...伝えたい
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眩しさに目を細める人
その手にはひとつの種
咲かせたい花思い起こし
そっと大地へ蒔きます
大空さえ埋め尽くすほどの
色とりどりの花を見たくて
精一杯の愛を込めて注ぐ虹の雨
溢れ返るその想いを受け
種も芽を出してくれるでしょう
澄み渡る青の歌を糧に大きく育て...青の恵み
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静かに微笑む空の息吹
絶えゆくことなど知らないまま
旅往く翼を羽ばたかせて
囁き贈るは祈りの唄
その旋律、言葉を聴く魂は踊る
終わりのない廻りをまた繰り返すの
ふとつふたつと空へ舞う
そぼ降る雨音奏でるように
織り成す調はどこへゆくの
誰もが知らない世界を知る...音の舞
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目覚めたらあなたを描いて
人知れず愛をあたためる
今日もまた声が聞けるなら
それだけで私は幸せ
そんな恋ならばしないほうがいいと
笑われるかもしれないけど
それだけでいいの
痛みを伴うその心は
私一人だけのもの
描くいとしあなたの姿を...ささやか恋うた
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冬の終わりを謳うのは
小さな緑の息吹
春と色付く山肌は
ぬくもりに充ちている
鮮やかな囀りを
聞き届けるのは誰と
訊ねても応えなど
昔から決まっている
東風(こち)の吹き初(そ)め祝うのは
水面(みなも)を揺らす影たち...彩る刻(とき)
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終わりのない廻(めぐ)りを知る
誰かの歌声が宇宙(そら)に響いた
滲む涙落とさないで
拾い集める小さな手
どうか絶やすことなく
壊れそうな世界でも
繰り返すものが必ずあると
風に紛れて聴こえた
そんな気がして微笑む
涙の謡(うたい)...ナミダ乃ウタイ
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気付いたその時には
森だけが世界だった
哀しみは知らぬまま
ただひとり暮らしていた
幼子はひたすらに生きてく
茂る樹々に見守られて
愛を知ることもないまま
静かに過ぎゆく日々は
長くも短くもなく
ふとみれば夜が訪れ...森ノ子
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明かりが満ちる山麓には
命の泉があるという
言い伝え聞く詩(うた)を秘めて
若人が今旅に往く
魅せる木漏れ陽は穏やかに
唸る澤風は勇ましく
過ぎてゆく
進め進め追い求めて
遠く見えぬあの山
何の為に縋りつくか...ヲフモノ
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目蓋開き空を見よう
限りない眩しさを纏う
太陽が在る
口を開けて叫びだそう
その想い誰かに必ず
届いてくれる
漣に乗る慟哭の群れが
浜へと集う者へ押し寄せる
行こう その手を取って
走り出せばみえてくる...希望の在処
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木漏れ陽を踏みながら
旅する人はただ仰ぐ
緑の先にあるは
途切れた雲の連なり
誰しも通わぬ道
掻き分けあの樹の元へ
訊ねるは古(いにしえ)の
今と変わらない姿
聴こえるざわめきは何処から
見渡しても見え隠れ...宿杜
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めぐりあう為に生きてきた
ふりかえる事も無いままに
どれほどの時が過ぎたのか
わからずも涙は流れる
どんな姿でも
愛でる手は同じ
共に年老えなくてもいい
せめて今だけは…
出逢いの数だけ別れがある
それは哀しき宿命(さだめ)と...萬年のヒト
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風に散る花びらは願う
次もまた咲き誇りたいと
翔び回る蟲は夢をみる
あと少し永く生きたいと
すべての想いを知る風は祈る
穏やかなその囁き声
届きますように
唄えや踊れや誘(いざな)われて
調べ織り成すは宴
天つ空に轟く詠み声...祈り風
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はらはらと落ちてゆく花が
叶えたいことは何ですか?
翅鳴らし翔んでゆく蟲が
夢をみたことは何ですか?
想い達を絡めた
風は何処までも吹く
星が廻り続ける限り
終わらない旅路
花よ、蟲よ、望みがあるなら
願う それこそが全て...願い風
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木枯らしを受けて飛び立つ
冬鳥の群れは風の道
舞い落ちる枯れ葉は踊り
冬を告げる唄を奏でる
冷たくて寂しい空も
雪の華が慰めてくれるから
だから君よ俯かずに
窓を開けて見上げてごらん
大地踏んで眺めてごらん
美しい景色があるから...冬の涙
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明かりが滲み出るあさぼらけ
醒めた眼に映る広い世界
今日も何処かで泣き笑う君
探しみつけたら呼び合おう
昼間昇る白い月眺め
あれは幻だと微笑んだ
誰かの言葉を信じるなら
今宵真(まこと)の月を見よう
沈む陽を眺めてつらつらと
伝う頬の涙清らかに...ひねもす晴天歌
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月影が眠りゆく
冷たさ舞う暁
灯火途絶えても
わずかな刹那だけ
瞳を閉じてもなお
瞼を擦り抜けてく
輝きいつまでも
大地を照らすのだろう
このめまぐるしい世界で
変わらずにあるもの...宇宙(そら)の讃歌