楽しいことを無理矢理しなくちゃ不安で
何が楽しいのかわからなくなった僕らは

涙の数をとりあえず悲しみと数え
授業に出ることをとりあえず良しとして過ごす

満員電車も渋谷の雑踏も
もう慣れ始めてる
臆病なのは人間関係
世界なら時を止めている

それでも僕らは夢中だった
夢のこと、恋のこと
それでも貼られる不合格の文字からは
何も見えない

どうしてうまくいかないの、って
そればかりずっとつぶやいて
そんなのどうせ謙遜でしょう？
本当は“ワタシ”輝いてる


君に振られた日から今までで一番
今日の私が可愛い顔してるんだからね

似たような曲と似たような服に塗れているのは
私だって街だって世界だってそう変わらないのに

“ありふれた”なんて形容で
私のセンス隠さないで
本当はもっと輝ける、今日は具合が悪いんだから

言い訳 防御 集中攻撃
今のうち！ってそれ楽しいの？
二度と来ないこの一年を
それなりには楽しんだ？


ただ、幸せになんて　理想論
振りまわしかざしどこへ行く


完成したのはハリボテと言い訳なんて
なんてナンセンス
どうでもいいとか嘯いて
本当は自分信じたいよね

空想妄想１９
１８は楽しんだ？
徐々に迫る現実と戦いながらも夢みてゆける