たまたま そうつまらない 毎日が続くだけで
いつかは僕のところにも幸せが来るんだ
今は少し休みたがっていて でもそれは
誰もが思うことだろ そうだよな

この手に近そうな夢を選んでたはずなんだ
都合の良い美女を部屋に侍らせて
煙草が少し煙たいのって 酒を煽って
おもむろにギターを掴んで なぁ

思わず叫びたくなるようなメロディーも
爆音で掻き鳴らしたくなるリフ達も

ここにはいないんだよ いないんだよバカ
なんで誰も分かってくれないんだよ
俺の詞は 俺の音は 俺の歌は 俺は
お前の心に響くハズなんだよ なぁ

雑音は中途半端に褒められたから
聴き手の心に残れたと思った
眼前の恍惚とした表情に
自分が人間の男であることを思い出す

気付けばヤニの染み着いた暗がりに
いくつもの匂いが溶け込んでいった
情にほだされ音色が歪み
自分が何かを口ずさんでいても

割り込んでくるのは金切り声と
だらしなく漏らす激しい息づかい

次に紡ぐ詞は 出来るなら そう
純粋なあの頃に戻りたいって愚痴
金も地位も 権力も 愛も友情も 全部
投げ捨てて生まれ変わりたいって

クソみたいなミックスで継ぎ接ぎした
ごみ捨て場の人形みたいなCD
吐き気がする音を鳴らして

この前皆の前で 歌ったんだよバカ
なんで誰も分かってくれないんだよ
可哀想 可哀想 可哀想 可哀想
この方が万人受けするはずだって

流行りのラブソング 歌ったんだよバカ
なんで誰も分かってくれないんだよ
可哀想 可哀想 可哀想 可哀想
この方が万人受けするはずだって

おい俺のギターどこだよ いないんだよバカ
なんで誰も分かってくれないんだよ
俺の詞は 俺の音は 俺の歌は 俺は
お前の心に響くハズなんだよ なぁ