ジャケット

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります

【リン・レン】空狐の嫁入り-みぞれ-【和風オリジナル】

前作「空狐の嫁入り」の通常版になります。


歌詞↓

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リンレンデュエットの和風曲です。
先に公開した「狐の嫁入り」と「狸の婿入り」の歌唱パートを同時に再生したものです。
歌詞の変化などもお楽しみいただけると幸いです。


歌詞↓

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『一番』
御霊逝き群青の空
染めるは永久の罪禊ぎはなく

枯れた大地は残酷に
か細き灯火吹き消せと
飢えし眼の迷い子は
咎なる道さえ選び行く

枯れた大地に加護求め
紅の雫を捧げんと
浅き知恵でいどみ行く
化かしの巧者に

逢いたいと泣く言葉に気づく
己が犯した過ちに
逢いたいと漏れいずるは嗚咽
渡る空に悔やみて

恋とは恐ろしき ―熱き血潮 消せなき罪―
苦しみを運ぶ邪熱か ―捕らわれし―

忘れることできようか
触れたるその温もりを

かすめてく 君の声が
時の流れが 風に舞いて
見せたのは 温かな瞳
はかなき夢 一緒だよと
たわむれと 差し出す手を
己に嘘をつき 恐れつつも
つないだは 気づいていた
定めの糸 恋の香り

妖の気持ちをつく鳥の声
記憶遠く響く祭り囃子


『二番』
その娘は美しく
笑えば鈴の花のごとく
この心に刻みしこと
父よ母よ、許したまえ

いとしき者と国の未来
天秤にかけた小僧がいた
「逃げよ」と言うた背中を
引き裂いてくれようか

散ると知りても尚
 ―焦がれるのは―

あの花この鳥 静かな悲しみ
あの風この月 宵闇 闇夜に
現世の歌姫 終演 演目
妖怪怪異の名残歌

あがないて 苦吟 言の葉をかざしもせず
忍び寄るは 救い無き凍えの時
人並みにお慕えする間もなき一夜の夢幻ならば
うなる髪乱れ今宵の不埒 見ゆる夫婦となり

産みたいと漏れいづる嗚咽を
君の仰ぐ笑顔の裏に
縁 紡ぎたかった
「遠き明日願いたもうは罪でせうか」

永きときを生きる ―妖さえも耐えられぬ―
虚しさと逢い見た想いは ―恋心―

どれほど舐め続けても
熱をやどす傷のように

消えはせぬ 深い罪を
憎しみも 全てくるみ
降りしきる この温もり
雨となりて 君の姿
慈姑の花 咲き誇った
鮮やかに 景色を見て
澄みわたる 永久に枯れぬ
恵みに化け 実りに化け

千早ぶる御贄の定め 天に舞い

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投稿日:2013/12/27 01:14:27

長さ:05:37

ファイルサイズ:10.3MB

カテゴリ:音楽

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