女子D「体育ってうち等はダンスかバレーボールだよね」
女子A「そうだね」
女子C「いつになったら男子と一緒に体育出来るのかしらね」

女子3人が話している最中、リルナは静かに着替えていた。それを女子3人は見ながらひそひそ話をしていた。

リルナ「よいしょ……」
女子D「ねぇねぇ聖歌音さんって胸大きいよね……」
女子C「確かに……どんな事をしてたのかな」
女子A「何だろう……」

ひそひそ話をしている女子3人にリルナは気付いた。

リルナ「どうしたのですか?早く着替えないと授業に遅れますよ?」
女子3人「何でもないよ」
リルナ「そうですか?」

そして女子は着替え終わった。







先生「えーこれから体育を始めます。男子はサッカーとバスケ、女子はダンスとバレーボールになりますので別れてください」

生徒達は別れた。

女子A「よろしくね聖歌音さん」
リルナ「はい!」
メリー「女子の体育を教えるのはこのあたし……羊音メリー先生が教えますので、皆さんよろしくお願いしますね」
女子生徒一同「はい羊音先生!」
メリー「さぁ早速準備体操からよ」

女子達は準備体操を始めて、ダンスを始めた。



その頃、男子達は……サッカーの試合を始めていた。

シュウ「チロル!パスを俺に回せ!」
チロル「うん!」

チロルはシュウにパスを回した。

男子A「決めちゃえ終音!」
男子B「シュートしちゃえ終音!」
シュウ「あぁ!」

そしてシュウは右足でシュートを打ち、ゴールに入り12対7になって試合が終わった。

先生「終音と天音……さっきのはなかなかの連携プレイだったな」
2人「ありがとうございます先生」
先生「次のバスケの試合も連携プレイを期待してるからな」

先生と話したシュウとチロルはベンチに座って休憩をとる。

シュウ「疲れたぁー!」
チロル「でも、この後バスケだよ」
シュウ「そうだな…疲れるよな…」

2人が休憩していると、サッカーの試合を見ていた保健の先生が歩いて来た。

モモ「終音くん、天音くん…お疲れ様」
チロル「桃音先生あろがとうございます」
モモ「どういたしまして……」

モモ先生は優しい笑顔で笑った。
シュウとチロルとモモ先生が話しているのを男子達が見ていた。

男子C「あぁ……美人な保健の先生と話してるって終音と天音が羨ましいなぁ………」
男子A「そうだな………俺も桃音先生に優しくしてもらいてぇ……」
男子B「俺もだ…」
モモ「終音くん達は次は何処で体育やるの?」
シュウ「次は体育館でバスケです」
モモ「そうなんですか……終音くんは身長高いからシュートを軽く決めれそうですね……」
シュウ「そんな事ないですよ先生!」
モモ「あ、女子達が来たみたいだから早く行きなさいね?私は保健室に戻りますから」
2人「はい!」


そして2時間目の体育も終り……3時間目も4時間目もやり、昼食の時間になった。








男子A「ねぇねぇリルナちゃん!俺とお昼ご飯食べない?」
男子B「俺と食べようぜ!」
男子C「バカかお前ら……俺と食べるんだよな」
リルナ「その……すみませんが……」

リルナは弁当箱を持って席を立つと、シュウの元に向かう。

シュウ「先客がいるんでな」
リルナ「ごめんなさいね?」
シュウ「んじゃ、行こうぜリルナ」
リルナ「はい!」

シュウとリルナは弁当箱を持って屋上へ行く。

男子A「羨ましいなぁ終音が……」
男子B「本当だ……」

男子達は3人で弁当を食べ始めた。






シュウ「お待たせチロル、サリア、ミク!」
ミク「あっ来た来た」
チロル「じゃあ食べようか」
サリア「そうだね♪」

5人は弁当を食べ始める。

リルナ「サリアさんの弁当美味しそうですね……誰に作ってもらったんですか?」
サリア「わたしの弁当?これね……お母さんが作ってくれたんだ」
リルナ「そうなんですか……チロルくんは?」
チロル「僕も母さんに作ってもらったんだ」
リルナ「そうなんですか」
サリア「リルナちゃんは?」
リルナ「私は……自分で作って来ました」
チロル「え!?」
サリア「すごいね!」
リルナ「えへへ……///」

急に思い出したかの様に、シュウはサリアとチロルに話しかけた。

シュウ「サリア、チロル……急な話なんだが、驚くなよ?」
サリア「?」
チロル「何が?」
シュウ「リルナの本名はリルティア・ドレヴィス・セラフェンジェルと言ってな………セラフ星と言う星の王女様だぜ」
サリア「そうなんだー!リルナちゃんの正体はお姫様……って、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
チロル「聖歌音さんの正体が………リルティア様……!?」
シュウ「驚くなよって言ったんだがな」
ミク「まぁしょうがない事だよ」
シュウ「だよな」
リルナ「2人はセラフ星はご存知ですか?」
サリア「セラフ星?聞いた事ないなぁ……」
チロル「僕も……あっでも、咲音先生とか羊音先生とか辺りなら知ってそうだね」
ミク「そうだね……一応聞きに行ってみる?」
シュウ「聞きに行ってみようぜ」

5人は弁当を食べ、職員室に向かった。



第4話後編に続く。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

銀河歌姫  ボカロギャラクシア 第4話前編

第4話です。前編は体育と昼食編で後編は職員室編と5時間目と帰宅編です。

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投稿日:2016/09/26 00:41:30

文字数:2,141文字

カテゴリ:歌詞

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