無理に咲いた　狂い咲いた　嘘だとしても
この胃が疼いて　吐いてもどして　嫌気がさして
人世の我　逃れ喚いて　涙流して　溜息またひとつ

濁った空　ずぶ濡れの街　息をしてるよ
この世に足掻いて　絶えず叫んで　生きてるんだよ
意地を張って　無駄だと知って　諦め嘆いて　虚しさの渦の中

僕は気がふれた旅人のようなふりして
懐かしい歌を唄いながら詩に恋をした

耳を塞いだ君の目に何が映る？
目を閉じた君の耳に何が聴こえる？
何を信じ　どれを選び　どこに進むか　此処で立ち止まるのか

人波に揺れた
花は一輪寂しそうに
ぽつりぽつりと慰める様に雨が落ちた

往く宛てないこの旅路の終わりは
まだまだ遠く険しくて
残り時間もどれだけあるのか解りません
それでもこれからも進むでしょう
前へ前へ少しずつ
余計なものは振り払いながら真直ぐ

貴方の人生に問う
生きることは素晴らしいですか？
貴方の人生に問う
生きることは素晴らしいですか？